シングルマザーだって恋愛をします。
夫がいないのですから、相手が既婚者や未成年でなければ恋愛しても誰かに咎められることはありません。
しかし、恋愛をするシングルマザーは心配しています。
「子供に自分の恋愛がバレたらどうしよう」
「私の恋愛が子供に影響を与えることってどんなこと?」
愛する子供との生活を送っているからこそ、シングルマザーの恋愛が子供にバレた時の対処法を知っておかなければなりません。
バレた時の対処法と子供に与える影響についてご紹介しますので、ぜひ参考にして、満足する恋愛に繋げましょう。
シングルマザーが恋愛をする時に子供にバレたくないと思う心情
母親以外の自分を見られることへの嫌悪感
シングルマザーが恋愛をする時に子供にバレたくないと思う心情は、母親以外の自分を見られることへの嫌悪感です。
結婚している時でも、夫とラブラブな関係を子供に見せたくないと思っていた女性に多い傾向です。
「子供の前ではしっかりした母親でいたい」「子供に母親としての顔を見せたい」と思って当然。
あなたには母性本能があり、子供を育てるという義務感を抱いているからです。
責任感があり、子供を一人前の大人に育てるために奮闘していますので、母親として出来ることを精一杯に取り組みたいと感じています。
その想いは、自分の恋愛が子供にバレた時に不安定になります。
彼氏と恋愛している場面を直接見られたわけでなくても、母親が恋愛していると想像した子供は、自分が知らない顔を母親は持っていると気付くのです。
その過程を歩ませることに理想の現実ではないとして嫌悪感を抱きます。
寂しい気持ちにさせてしまいそう
子供を寂しい気持ちにさせてしまいそうという不安も、シングルマザーの恋愛が子供にバレたくない時の心情です。
彼氏が出来れば、連絡を取り合ったりデートをしたりします。
彼氏がいなければ、その時間は子供に費やすことも出来るものです。
そこに不安が生じます。
「彼氏がいるから一緒にいられないんだ」「恋愛をし始めてお母さんの帰宅時間が遅くなった」と思われるのは、母親として恐怖にも似た感情です。
常に子供を中心にして生きてきたシングルマザーほど、そこに罪悪感を抱きます。
シングルマザーは「子供に寂しい思いをさせたくない」と離婚時から思っていますので、自分の恋愛が子供との時間を奪っていると思われることが怖いのです。
恋愛がバレなければ「仕事で遅くなる」と一言伝えればすむ話ですが、恋愛を知った子供は帰宅の遅く母親や休日に自宅にいない母親を求めるようになってもおかしくありません。
寂しさは「彼氏という存在に母親を取られた」という感情から湧き起こるからです。
自分のことだけを考えていると誤解されるのが辛い
自分のことだけを考えていると誤解されるのが辛い、こちらもシングルマザーの恋愛が子供にバレたくないと思う女性の心情。
子供がある程度大きくなれば、恋愛をするとはどういうことかを理解します。
好きという感情や会いたいという気持ちがどういう行動に繋がるのかも分かるものです。
すると、彼氏ができた母親に対して「私よりも彼氏が大事なんだな」「僕との時間よりもデートがしたいんだな」と思われる可能性は否定出来ません。
母親は子供よりも自分を大事にしていると思われるかも、と考えただけで恋愛を隠したくなります。
母親の恋愛を知った時に子供に与える影響とは
孤独を感じる
実際に母親の恋愛を知った時に子供に与える影響とは、孤独を感じるというもの。
上記でご紹介したシングルマザーが恋愛を隠したい心情の不安の部分が現実に現れた状態です。
「母親を知らない男に取られた」「自分よりも大事な存在が出来たのではないか」という気持ちを抱き、それは次第に孤独を感じるようになります。
いつも一緒にいたお母さんが、時間を調整して会う男性は、子供にとって敵になる可能性があるもの。
母親への独占欲がまだまだあり、自立には程遠い年齢の子供ならば仕方ないところです。
また、母親との時間が減っていることに気付くなどして、一人の時間やあなたの実両親と過ごす時間の中で孤独を感じます。
祖父母とはいえ、やはり母親の存在の大きさを超えることはありません。
「ママと一緒にいたい」「いつも隣にいてほしい」と思う子供ならば、孤独を感じても不思議ではないのです。
母親の幸せを願う
シングルマザーの恋愛を知った子供への影響は悪いことばかりではありません。
母親が恋愛していると知ってから、紆余曲折あったとしても、最終的には母親の幸せを願う子供もいます。
「良い人が見つかったんだな」「毎日楽しそうにしている姿を見ているのが幸せだ」「今度こそお母さんを幸せにしてくれる男性ならいいな」などと考えているケースもあります。
「取られた」「寂しい」と瞬時に考えたとしても、母親が幸せならそれでいいと感じるのです。
自立に向かう思春期以降の子供ならば、冷静に事実を受け止めて応援してくれることもあります。
自分の時間の使い方を学ぶ
シングルマザーの恋愛が子供にバレた時の影響、それは子供が自分の時間の使い方を学ぶというもの。
母親が恋愛する以前に比べて、一人の時間が少しでも増える子供は時間の使い方について考えます。
良い方向に向かうのか、悪い方向に向かうのかはここでは分かりません。
友達との時間が増えて、様々な体験をするチャンスになる場合も。
趣味などを見つけて、一人の時間を堪能する子供もいます。
家事を手伝って、勉強の計画を立てている子供もいて、母子家庭にはありがたい「国公立の学校にいくからね」と言ってくれたり。
常に母親と一緒にいれば「宿題をしなさい」「そろそろ寝なさい」と指示を出されて、それに従う生活ですが、いないならばいないで自分で考えて行動するものです。
ただ、遅い時間に子供が自宅で一人になるのは危険ですから、きちんと対策は母親として立てましょう。
母親と自分の人生について考える
シングルマザーの恋愛が子供にバレた時の影響は、母親と自分の人生について考えるというもの。
恋愛がバレた時でなくても、何かきっかけがあれば考えることです。
これからもずっと一緒にいるわけではない、母親は母親の人生があり、自分にもそれがあると気付きます。
一心同体だと思っていた関係は、実は全く同じ人生をこれからも歩み続けるわけではないと思うのです。
寂しい反面、気付きによって前向きになる子供はいます。
「もっと自分がしっかりしなければ」「自分の人生は自分で切り拓いて、お母さんに心配させないぞ」いう思い。
それは、母親にも選択できる人生があることが分かったからこその感情であり、自分の存在で母親の幸せを奪ってはいけないと感じるのです。
シングルマザーの恋愛が子供にバレるきっかけや瞬間
スマホ情報から
シングルマザーの恋愛が子供にバレるきっかけや瞬間は、スマホ情報からというもの。
「ママ、スマホ貸して!」「お母さんのスマホにある写真を見てもいい?」と声を掛けられることは少なくありません。
夫婦の関係よりも、親子の方がお互いのスマホを手にすることに抵抗がないという場合があるもの。
子供が母親のスマホを見ている時に、彼から連絡がきたり、やり取りを見られたりしてバレてしまうことがあります。
「この人誰?」と子供に聞かれて咄嗟に上手く反応が出来なければ、存在を知らせる時がきたということです。
感情による行動や態度
感情にとる行動や態度によって、子供に恋愛がバレることがあります。
「子供に恋愛を隠したい」「絶対にバレたくない」と思っていても、人は気持ちの部分を全て上手く隠すことはなかなか出来ないものです。
彼と喧嘩をした時には、刺々しい感情を抱いたり、嬉しいことがあれば何でも受け入れられるような気分になったり。
子どもは母親の感情にとても敏感ですから、普段とは違う場面で叱られたり褒められたりすると「何かがおかしいな」と感じます。
その疑心暗鬼をきっかけにして、シングルマザーの恋愛は子供の知るところとなります。
ファッションやメイクや小物
母親のファッションやメイクや小物によっても、大切な子供に恋愛がバレるきっかけを生み出します。
好きな人が出来れば、独身であろうとシングルマザーであろうと、はたまた既婚者であろうと「綺麗になりたい」「意識を自分に向けさせたい」「もっと好きになって欲しい」と思うものです。
気になる男性や好きな男性が出来るまでは、必死に子供のことだけを考えて、流行のファッションやメイクなどに疎くなるケースも珍しくありません。
自分のことよりも子供のこと、という意識が強いシングルマザーですから、急におめかしをするようになった母親を不思議に感じます。
女らしくなり、若々しくなる印象となる女性も多いので、勘の強い子供ならばピンとくるのです。
また、彼氏とお揃いの小物やグッズを持つようになれば、ペアだとバレて恋愛も一緒に隠せなくなります。
シングルマザーの恋愛が子供にバレた時の対処法
正直に恋愛のことやお相手のことについて伝える
シングルマザーの恋愛が子供にバレた時の対処法は、正直に恋愛のことやお相手のことについて子供に伝えるというもの。
ここまできて、何かを隠そうするのは親子としての信頼関係に影響を与えます。
恋愛をするきっかけになったことや相手がどんな人なのか、あなたは彼をどう思っているのかなど。
子供が知りたいと思っている疑問について答えるつもりで、先回りして話をしましょう。
穏やかな雰囲気で、あなたを大切にしてくれる存在がいることを伝えると、子供もすんなりと受け入れてくれる場合がたくさんあります。
子供の心理状態を読み解く必要がありますから、様子を見ながら進めていきましょう。
「嫌ならはっきりと言って」と伝える
「嫌ならハッキリと言ってね」と伝えるのも、恋愛がバレた時の対処法です。
威圧的に言ってはいけません。
親子の信頼関係を信じて、子供の素直な気持ちに耳を傾けてください。
「嫌だ」と言われた時には、子供はあなたの恋愛に不安を抱いているということです。
寂しがっているのか心配しているのかを探りましょう。
子供にあなたの恋愛の進展の決定権を与えるのではありません。
心に寄り添うためのきっかけになる言葉です。
また、あなたがどうして隠そうとしたのかを同時に説明しましょう。
「あなたがこんな気持ちになるのかなと心配で言えなかったの、ごめんね」と。
親子の間にわだかまりを残さないようにしましょう。
彼との将来を考えているのなら思い切って会ってもらう
彼との将来を考えているのなら思い切って会ってもらうというのも、バレた時の対処法です。
あなたを大切にしてくれる男性、あなたが好意を持っている相手として子供の紹介をします。
二人だけで恋愛をする、将来を決めるのではなく、あなたと一心同体である子供も一緒に同じ時間を過ごします。
ある程度大きな子供や状況を上手く飲み込める子供、彼氏も将来を考えていることなどが条件ですが、子供の「孤独感」や「蚊帳の外にされている疎外感」などに向き合うことが出来ます。
どんな人なのかを知ってもらうことで、応援してくれる力強い存在に子供がなることもあるもの。
あなたが自信を持って子供に会わせることが出来るのならば、勇気ある決断を下しましょう。
あなたの子供に合わせた対処法を
シングルマザーの恋愛、ある程度のことが決まるまで(再婚など)は子供に隠しておきたいと思う人がたくさんいます。
子供にいらぬ不安や心配を抱かせたくないし、母親としての立場も失いたくない。
しかし、子供に与える影響は決して悪いものばかりではないことがこちらで理解できたはずです。
子供の性格は千差万別、あなたの子供に合わせた対処法を見つけて、自分自身の恋愛をどうしていくべきか考えるきっかけにしてください。
コメント