あまり仲の良くない人に離婚理由を聞かれた時、どう対応したら良いのか困ってしまうことがあります。
プライベートな質問ですので答えたくないことがあるのは当然の事です。
離婚が当たり前になった今、あなたの事を気遣ってくれる人もいますが、反対にあなたの気持ちも考えずに興味本位から真実を聞き出そうとして来る人も多くいるのも実情です。
今回は、仲の良くない人に離婚理由を聞かれた時の上手い交わし方についてご紹介します。
「あまり言いたくない」「離婚の原因を知られたくない」という気持ちを守りましょう。
あまり仲良くないのに離婚理由を聞く人の心理とは
ただの興味本位が大多数
あまり仲良くないのに離婚理由を聞く人の心理に、「ただの興味本位である」ことが大多数に挙げられます。
ただでさえ女性は噂話や話題性の話を掘り探るのが大好きで、他人の話で何時間も会話ができるほどのお喋り好きだともいえます。
そんな噂話が大好きな人たちですから、あなたが離婚をしたなどの情報が入ったらあなたに直接聞き出したくて仕方がなくなってきます。
こういった経緯から、あなたの気持ちも深く考えずに真相が知りたいと興味本位で根掘り葉掘り聞き出してくるようなことはよくあることです。
あなたから聞き出した真実を軽々しく人に喋っては、あーでもない、こーでもないとたちまち周囲に広げていくのです。
噂話はだんだん尾鰭がついて真実からかけ離れていくもの。
しつこく聞かれるとうまく交わすのは難しく思えるかもしれませんが、正直に全てを話す必要はありません。
離婚理由は人それぞれですので、いくら聞かれても言いたくないのであれば軽々しく話してしまうのはやめておくのが賢明です。
自分も離婚を考えていて参考にしたいと思っている
仲の良くない人に突然離婚理由を聞かれた時、もしかすると相手も離婚を考えていて参考にしたいと思っている場合があります。
噂話が好きな女性が多く存在する中で、判断材料を見つけるのは難しいですが、時にはこのようにあなたのことを参考にしたくて離婚理由を聞いてくる人もいます。
そんな時の見極め方として、相手の態度や、最近の情報を元に相手の気持ちを聞き出すことからはじめてみてください。
単なる興味本位ではないのなら、必ず自分の話も交えて会話をしてくるはずですの最初からあなたのことを全て話す必要はありません。
まずはどんな状況であっても、あなた自身の気持ちを優先することを頭に入れ、あなた自身が嫌な気持ちにならないようにしていくことが大切です。
悪気はなくても根本的に無神経な性格な人も
あなたが離婚したという事実を知り、興味本位の類から色々聞きたがる人のように、悪気はなくても根本的に無神経な性格の人も多数います。
遠回しに色々探りを入れてくる人とは違く、ストレートにデリカシーのない質問を投げかけてくるような人は、何に関しても根本的に無神経な性格の持ち主であることが多いです。
「こんな事を聞いたら傷つくかな。。?」とか「そっとしておいてあげよう。。」などと思うことはなく、離婚理由や面会の有無、元夫のことや子供のことまでストレートに質問してくるのがこの類にあたります。
この手の人は、聞くだけ聞いて満足するタイプが多いので、あまり噂話として広げたいとは思ってない事も多いです。
ですがやはりプライベートのこと。
仲良くない人に離婚理由を聞かれても答えたくないと思うのは普通のことです。
離婚理由を聞かれた時の上手い交し方は後ほどお伝えしますが、その場の対処法としては、急いでいるフリをしてその場を立ち去るなど一旦その場から離れてしまうというやり方が無難な交し方の一歩です。
仲の良くない人に離婚理由を聞かれた時の上手い交わし方
細かく話さずあっさりと流すようにする
仲の良くない人に離婚理由を聞かれた時の上手い交し方として実践してほしいことは、内情を細かく話さずあっさり流すようにするというテクニックです。
離婚理由を聞き出す人の心理は先ほどお伝えしましたが、興味本位で探りを入れてくる人の多くは、自分の持っている憶測の情報を真実に変えて納得したいだけ。
その真実を今度は違う人に話すために使う・・悪く言えば自分の会話の持ちネタにしたいだけなのです。
冷静に考えてみればわかることですが、離婚のようなプライベートな質問はいくら仲が良くても相手の気持ちを考え、安易には聞けないものです。
あなたの気持ちをちゃんと考えてくれている人は、もっと違う角度からあなたを見ていてくれています。
あなたが話したくないと思うのなら、内容については細かく話さずに相槌を打ったり、色々あるのよ〜などと軽く受け流したりしながら対処し、それでもしつこく聞いてくるようであれば一先ずそこから離れて見てください。
話せる部分だけ掻い摘んで話すようにする
上手い交し方の二つ目の方法として、話せる部分だけ掻い摘んで話すといったものがあります。
会社関係の人に離婚理由を聞かれたのであれば、会社関係にまつわる話だけを掻い摘んで話すといったやり方です。
あなたが離婚をしたことで、会社に伝えておく必要がある事実など、隠しておいてもいずれバレてしまうようなことは先に話しておいても問題はないはずです。
離婚によって住まいが変わるとか、両親と同居を始める、名前が変わる、などそういった当たり障りのないことを話しながら「離婚すると手続きが大変で〜」などと話しながら上手に交していきます。
保育園なども同様に、子供の名前が変わる、送迎がおばあちゃんになる、などそういった事を上手く会話に使って、あなたの離婚話への熱が覚めるのを待ちながら上手く交していってください。
嘘の理由でかわしても罪ではない
離婚理由を聞かれても、あなたの中でどうしてもこの人には話したくないと思うのであれば嘘の理由でかわしても罪にはなりません。
嘘も方便という言葉があります。
プライベートな問題に無神経に首を突っ込まれるわけですから、あなたが嫌なのならば何も全てを正直に話す必要はないのです。
実際、離婚問題というのはあなただけではなく、子供や元の夫など複数の人のプライベートが重なり合った問題であり、安易に周囲に話すものではありません。
仲の良くない人にあなたの離婚理由を赤裸々に話しても、あなたにとっても周りにとっても一つもメリットはないですし、時には話した内容に尾鰭がついて間違った情報が広まることもあるのです。
あることない事言われ、子供が傷ついてしまうような事例も数多くあるのが現状です。
離婚理由を嘘で固めるのではなく、後々広まっても問題にならない程度にオブラートに包みながら真相を語ることは必要です。
例え元夫に女性問題があったり、暴力があったりして離婚に至ったとしても、その事実まで仲良くない人に話す必要はないのです。
あなたの大切な子供の耳にもいつどういった形で情報が入っていくかわからないものです。
繊細な問題ですので、相手の心理を上手に見極めながらあなたや子供が後々苦しい思いをしなくて済むような上手な交し方を身に付けることは大切です。
正直に答えるなんて不要です
今回は、仲良くない人に離婚理由を聞かれた時のうまい交わし方のプロセスをお伝えしていきました。
簡潔に言ってしまえばあなたの離婚理由を聞かれた人に正直に答えるなんて不要な事なのです。
離婚をすると、経験したことがない人にはわからない苦しみや悲しみがたくさんあり、時には精神的に塞ぎ込んでしまうこともたくさんあります。
あなたの中で、傷が癒えてないうちは他人に自分の心を話す必要などありません。
悩みや思いを打ち明けるのは本当に信頼できる相手や身内に留めておき、仲の良くない人に離婚理由を聞かれても上手に交しながら、これ以上あなた自身が辛くならないようにしていくことも必要です。
時間が経つと噂話もだんだん薄れていくことが多いので、最初のうちは軽く受け流しながら対処してみてください。
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