シングルマザーになり、不安や迷いを抱えているなら、スピリチュアルな観点から、起こっている事の意味を理解すると、気持ちをスッキリとさせ、新たな一歩を踏み出せるようになることもあります。
「今の辛い現状に意味があるのなら、教えて欲しい」「子供と幸せになるために、必要な事を知りたい」と思っているあなたへ、スピリチュアルな意味やあなたに課せられた試練をお伝えしていきましょう。
誰にでも辛くしんどい時期はあるものですが、「この人と一生添い遂げる」「家族になれた」と喜びを感じ、決意した人と別れなければいけなくなるのは、耐えがたい苦痛です。
女性として、母として、しっかりと前を向いて生きるため、シングルマザーが幸せを掴むための参考にして下さいね。
シングルマザーになったスピリチュアルな意味とは?
学びからの卒業
あなたがシングルマザーになったのは、学びから卒業したという意味です。
人生は、選択の連続。
人間は、毎日35000回も選択を行っていると言われています。
出来事一つが起きているようで、水面下ではもっと多くの事柄を選択し、決断しているのです。
あなたが、結婚生活を過ごしていた日常にも、多くの迷いや決断があったはず。
夫に関する悩み、義両親や親戚、夫婦間で”家族”という枠組みに対する願望のすれ違いなど、言葉にしなかったものまで含めて、本当に数多くの考えを巡らせ、選択して前進してきたのです。
全ての迷いや選択で、あなたは多くの学びを得てきました。
これまでの環境での学びは終わり、次のステージに進むべきタイミングがやって来たという事です。
挑戦という楽しみ
シングルマザーになった意味は、魂が挑戦という楽しみを体験するためです。
離婚やワンオペ育児など、状況的にとても「苦しい」「辛い」と思う事も、実は魂が楽しんでいるというケースがあります。
スピリチュアルな世界でスピリットと呼ばれる存在は、「喜び」や「愛」しか知りません。
物質社会の地球では、感情を伴う人間という肉体に入る事で、苦しみや悲しみを体験できます。
スピリットにとっては、とても嬉しい体験であり、全てを望んでいるのです。
家族として過ごしてきた中で出来上がっていたルールや考え方など、全ての価値観が一掃され、新たな日常を作り上げていく挑戦。
魂は、挑戦出来る事をとても楽しんでいます。
人間関係に対する警告
人間関係に対する警告という意味もあるのが、シングルマザーという状況になった背景です。
あなたは、人との距離感や関わり方に対して、見直すべきことがあると警告されています。
夫となるほどの相手なのだから、周囲の人達よりも近い間柄になるのは当然です。
しかし、「親しき中にも礼儀あり」という言葉の通り、どれだけ心を許し合っている関係でも、相手に対する尊敬や感謝を忘れてはいけません。
接し方や価値観の伝え方、すれ違いを修復する方法に、愛があったかどうか、改めて振り返ってみましょう。
夫に対して無意識のうちに出ていた言動は、切り替えているつもりでも、外の社会でも同じようにしている場合があるはずです。
周囲の人を不快にしていなかったか、ネガティブな発言ばかりしていなかったか、人任せに責任逃れをしていなかったか、振り返りながら、今後の人生と向き合ってみましょう。
シンママに課せられた試練とは何?
自分の問題を明確にする
シンママに課せられた試練は、自分の問題を明確にすることです。
恋愛をして、結婚、妊娠、出産と、女性は人生の中で状況だけでなく、自分の身体にまで大きな変化が起こります。
特に、子供との関係に関しては、長い妊娠期間の影響から、線引きが難しくなっている人も少なくありません。
夫との心のすれ違いが注目されがちですが、元をたどれば、子供を通して人との距離感や依存などの問題が隠れていることもあるのです。
シンママは、これから一人で育児をしていかなければいけないため、子供と自分の人生の境界線を明確にしておかなければ、親子関係まで破綻してしまいます。
時間管理に対する効率化
シンママには、時間管理に対する効率化という試練が待ち受けています。
離婚前からワンオペ育児だったとしても、シンママになってからは、また生活スタイルが変化し時間管理がマストになるはずです。
母親として接してきた今までのルーティンに加え、家長として、生活の基盤をしっかり作り上げなければいけない責任感も加わります。
仕事の業務時間が増えたり、ストレスがかかったりと、今まで以上に負担が大きくなるのは当然です。
「夫の顔色を窺わなくて済む」とストレスから解放される人もいますが、社会に出て子供を扶養できる程まで働いて稼ぐというのは、簡単な事ではありません。
誰もが平等に与えられている24時間をいかに有効に活用するか、子供の将来と自分自身の人生を諦めないためにも、スケジューリングが課題になります。
人に頼る事への許可
シンママは、周囲の人に頼ったりお願いしたりする事への許可が試練となります。
離婚という大きな節目を迎えて、「よし、これからは私がしっかりと子供を育てていくぞ」「絶対に自分達だけで幸せになってやる」と意気込んでいる人も少なくないはずです。
むしろ、ほとんどのシングルマザーが、この心理になっています。
離婚を決意した後、男性に頼る事を止め、自分の力だけで子供を立派に成長させることを生きがいにするのは、悪い考えではありません。
ただ、勢いだけで突っ走っていると、いつか必ずやってくる子供の自立の時に、燃え尽き症候群になる恐れがあります。
子供の年齢にもよりますが、今から10年後を想像してみて、育児から解放された時に「私の楽しみは何だろう?」「何のために頑張ってきたのかな」と急に老け込んでしまう人も多いのが現状です。
何でも一人で抱えて乗り越えようとせず、人に頼る事も大切だということを学ぶ必要があります。
人に頼るのは、責任を放棄する事ではないのです。
人は、支え合って生きていくものだからこそ、日々の暮らしの中で、上手に周りの人の協力を仰ぎながら、自分の時間も大切にしていきましょう。
何かをお願いをすると、過密スケジュールが和らぎ、心の健康を取り戻せるだけでなく、自分の時間を確保して、最高に幸せな状態を維持できるようになります。
苦しみの中から幸せを見つけよう
大好きな人に裏切られた、人を信用できなくなった、ストレスの多い生活から抜け出せてホッとしている、一人で仕事も育児もやっていけるか不安、など離婚を通して多くの感情が生まれます。
多くの悩みを乗り越え、シングルマザーになると、新たな迷いや葛藤もたくさん経験しますが、スピリチュアルな意味を知ると、希望を見つけて輝く時間を手に入れられる未来も見えてくるはずです。
母としてのみ存在するのではなく、あなたは自身の人生を楽しむためにやってきています。
時間管理や心の境界線、人に頼ることの大切さや愛を持って全ての人と接する事など、たくさんの学びを意識しながら、幸せをしみじみ感じられる毎日を手に入れましょう。
「子供さえいればいい」「自分の事は後回し」という考え方ではなく、あなたと子供が共に成長していける日常を見つけていってくださいね。
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