「離婚して良かった」「離婚しても、子供と幸せになっている」と自信を持って言えるシングルマザーはたくさんいます。
離婚することで当然デメリットもありますが、それ以上のメリットは確実にあるのです。
実際にシングルマザーになって「幸せ!」「離婚して良かった」と思うことについて体験談を含め、ご紹介します。
離婚を考えている人、これからシングルマザーとして頑張ろうとしている人が前向きに人生を楽しめる参考にしてください。
シングルマザーが「離婚して良かった」と思うこと
旦那の顔色を伺うことがなくなりストレス大幅減少
シングルマザーが「離婚して良かった」と思うことは、旦那の顔色を伺うことがなくなりストレス減少が大きな理由として挙げられます。
大好きで「ずっと一緒にいたい」と感じた時期があっても、毎日同じ空間で長時間。
生活を共にすれば意見の食い違いは日常茶飯事にあるものです。
結婚生活では、相手に対して一つ嫌なところが見つかると、「嫌だな」「直して欲しい」と思う点こそが、いつの間にか自分の中でのストレスになっていることが多々あります。
ストレスを感じている対象が夫だとなかなか気付くことができないから、女性は大きな夫婦問題を抱えたときに相手の存在が鬱陶しくなるのです。
家を守るために女性は常に家族のことを考え、行動します。
その日、その時に優先しなければならないことは、夫婦間でも大きな違いがあるのです。
意見の食い違いが起こることは、良い方向に家庭を向かわせたいからお互いに言い合います。
それを「面倒くさい」「好きにすればいいじゃん」「どっちでもいい」という言葉で片付けられるのは許せないこと。
男性こそ気に入らない時には表情や態度として表に出すことが多くありますから、子供の事を考えて顔色を伺うママも少なくありません。
一語一句、相手の反応を見ずに、自分だけの考え方で物事を進めていくことができるのは、ストレスの大幅減少となるのです。
時間の使い道は自分で納得できれば良い
時間の使い道は自分で納得できれば良いと思えるようになったことが、シングルマザーが「離婚して良かった」と感じることだと言えます。
「こっち先にしてくれない?」「そんな事は後回しでもいいから」と結婚生活でパートナーに言われたことがある人はたくさんいるのです。
家事をやっている最中であってもお構いなしに「今やっておいて」と急に邪魔が入ってくることも。
子供であれば、今助けを求めようとしてきていることが分かり、「ちょっと待ってて」と言えば済む話です。
しかし、パートナーとなるとちょっとの事でも口喧嘩のようにヒートアップしたり、余計な一言をお互いに浴びせてしまったり…。
それは、あなたが何か作業をしている時にこそ言ってくるからです。
見れば分かる状況なのに、「ちょっと来て」「これやって」と言われると、毎日の事だからこそイライラします。
「今じゃないといけないの?」「私の好きなタイミングでしたいから放っておいて」と思うこともあるものです。
自分の時間の使い道をパートナーに言われない事、邪魔をされないことは、離婚して良かったと感じる理由と言えます。
家族以外の人との関わりが濃厚になる
家族以外の人との関わりが濃厚になるのは、シングルマザーが「離婚して良かった」と思えることです。
家庭を持ち、パートナーがいれば必ず家族優先となり、自分の大事な時間を犠牲にしてでも家族のために我慢することはいくつも挙げられます。
友達と遊びたくても、旦那の都合を聞いて、子供を見てくれるのかも重要です。
もちろんママ友と会う時には、旦那の許可はいらないし、子供を預けることもありません。
しかし、母親も時には一人で遊びに出かけたくなる時はあります。
家族が大事で子供は大切だけど、自分の時間も作りたいのが本音。
それでも「この日同級生達と飲み会する話になってるんだけど、行ってもいい?」と必ず旦那の許可は必要になるのです。
「行ってくればいい」と言ってくれたのに、帰宅してから機嫌が悪かったり、浮気を疑われたり、何度も電話を掛けてきたりと楽しい事だけに集中できなくなります。
このような行動を何度か旦那から受けると、「面倒くさいな」「また嫌味ったらしいこと言われるんだろうな…」などと考え、次第に友達と会う回数は減っていき、疎遠になる事は少なくありません。
シングルマザーになってからは、自分が思うように行動ができ、帰宅した後のこと、楽しんでいる状態のときに気分を害する連絡が来ない事は何よりもストレスを感じない大事なこと。
離婚して関わる人が増えるだけでなく、協力し合える人と関係を深められることで、シングルマザーになってから本当の意味での第二の人生を歩める感覚があります。
出会う相手が深く長い付き合いになることも多く、関係性を深められることが本当に大事な事だと実感できる日々を送る事ができるのです。
行事やイベント事で両親を優先できるようになる
シングルマザーが「離婚して良かった」と思う事には、行事やイベント事で両親を優先できるようになることが挙げられます。
結婚すると、子供の行事だけでなく家族のイベント事であっても、必ず旦那の両親を優先的に考えることは多くあるのです。
何に対しても旦那の親が優先になるため、いつも自分の両親は遠慮気味になり、「あちらの両親は?」と聞かれることもあります。
しかし、離婚してシングルマザーになってからは、子供の行事もイベント事も両親と迎えることができ、孫との関わりを増やしてあげることができるのです。
結婚している時には、両親と内緒で出かけたりすることもありますが、基本的には旦那に言わずに行動します。
「そんなに両親に差はない」と思う人もいますが、私たちが考えなくても両親の方があなたの為を思って遠慮することは多くあるのです。
家事をサボっても文句を言われない
家事をサボっても文句を言われないことは、シングルマザーが「離婚して良かった」と思う事。
家庭内の事は、基本的に女の役目と考える男性は今でも少なくなっているとは思えません。
「洗い物早くしたら?」「これ、いつ畳むの?皺になるんじゃないの?」と共同生活していれば、必ず相手の行動に対して言葉を掛ける人がいます。
「今日は疲れたから明日する」ということが、許されなくなるのです。
何も言わずにやってくれている旦那は増えているかもしれませんが、実際はそんな人ばかりではありません。
「やっておいたから」「なかなか片付けないから俺がしておいた」と言われると、女性は「もう絶対にそんなことを今後は言わせたくない」と感じてしまうのです。
女性がやることが当たり前と取れる言葉と、「ありがとう」と言って欲しいと感じる、求めるような言い方に腹立たしさが募ります。
しかし、シングルマザーになって大変なことはいくつもあるけど、息抜きする所は自分で調整することができるのです。
「この番組が終わってからゆっくり部屋を片付けようかな」「洗い物は昼食を食べてから一緒にすればいっか」とやるべき事は変わらなくても、自分の中でその時の楽な方法で家事をすることができます。
許可を取らなくても良い解放感
シングルマザーが「離婚して良かった」と思うことは、許可を取らなくても良い解放感を抱くことです。
結婚生活を送っている時には、何を選ぶにも旦那の意見を取り入れなければなりません。
家具一つ、家電一つでも「こっちが良い」「あっちが良い」と意見が分かれることも多々あります。
自分の欲しいものを自分達のために選べることは、小さいことであっても「楽しいな」と思えることです。
相談する相手がいない寂しさを感じるよりも、自分が納得いくものだけを購入できる生活はあなたの解放感を高めることでもあります。

シングルマザーが「幸せ!」と思う瞬間~実録体験談
「地獄のような生活から解放!」(20代・会社員)
私、本当に結婚生活が苦痛すぎて、「早く離婚したい」とばかり思ってました。
だけど、子供2人を私一人だけで養うことができるのかという不安がずっとあって離婚を決断できずにいたのです。
毎日、元夫からの奴隷のような扱いに疲れ切り、何が楽しくて一緒にいるのか分からなくなってきました。
その時、私の父親が「子供連れて帰ってこい」と、何も相談したことがなかったのに言ってくれたことが嬉しくて、親の言葉をきっかけに思い切って離婚を決断することができたのです。
離婚してからは、自分が自由に過ごせる生活が楽しくて、元夫と別れてから子供にたくさん愛情を与えられている気がする。
好きになって、結婚して、一緒になったとしても、決して私はあいつの奴隷ではない。
私にもやりたい事があるし、今しかできない事は自分自身の事でも、子供の事に関してもたくさんあります。
それを出来ない辛さは苦痛で、シングルマザーになった今、本当に離婚して良かったと心の底から「幸せだな」と感じる事ができています。
「一人の時間が幸せ!」(30代・歯科衛生士)
離婚して私が幸せだと感じたことは、一人の時間の大切さ。
今までは、一人の時間が当たり前に存在しないと思っていたし、望むことも正直なところ抱くことがありませんでした。
若い時に結婚したため、もう15年も結婚生活を送ってきたから、自分が求めていることを見失っていたのかもしれない。
離婚して、子供と二人きりになって初めての夜、寝かしつけて一人きりになった時、「幸せだな、こんなにゆっくりできるの」と泣いたことを鮮明に覚えています。
結婚している時期でも、夜に子供と二人になる日もあったけど、「明日帰ってくる」と分かっているから、気持ちを休めることはできていなかったのだと思います。
離婚して1年半になる今でも、夜一人になる時間が好きで、今すっごく幸せを感じられることがいっぱい!
「お金が勝手に減らない幸せ」(20代・パート)
私の元旦那は、ギャンブル好き。
子供の事よりもパチンコ。
大型連休には、ボートや競馬、競輪に行く。
家族で出掛けても、早く帰ろうとしてギャンブルに行くことばかりしか考えていない。
これまでのつまらない生活を捨てたくて離婚しました。
あの人がギャンブルを辞めていれば、好きなものが買えるし、子供にも買ってあげることができる。
もちろん貯金なんてできてなかったし…
でも、離婚した今は稼いだお金、市や国から支援してもらえるものはすべて子供に使えることの幸せはずっと望んでも叶えられなかったことだから嬉しくて堪りません!
「もっと早く別れればよかった…」と何回も思ったけど、今幸せだからいいやと思えています。
「でも将来がちょっと心配…」不安を安心に変えるシングルマザーに適切な方法
いつでも子供の存在を感じて
「でも将来がちょっと心配…」不安を安心に変えるシングルマザーに適切な方法では、いつでも子供の存在を感じてほしいというものです。
シングルマザーになると、あなた一人の責任になるし、負担にもなる。
「私がしっかりしないと」「ちゃんと子供を育てるには…」と先の事を考えて、悩んで、自信を失くす瞬間は何度も訪れるものです。
しかし、どんな状態になっても、子供はあなたが一生懸命自分を育ててくれた姿を見ています。
子供だから分からないのではなく、あなたの子だからきちんと見ているのです。
子供は頑張る母親に対して、適切な言葉掛けをできるわけではありません。
それでもあなたの傍にいる子供の存在を感じる事で不安に感じていることも、「頑張ってみよう」と前を向けるようになるのです。
何度立ち止まっても、そこに子供の存在がある事を忘れずにいたら、いくらでも安心できる場所を作る事ができます。
子供が大きくなるほど、不安は必ず安心へと変わるので信じてみましょう。
色々な制度を知識として入れておくこと
色々な制度を知識として入れておくことは、「でも将来がちょっと心配…」不安を安心に変えるシングルマザーに適切な方法です。
シングルマザーは女手一つで子供を養う負担があり、我が子の成長とともにあらゆる不安を大きくしていくもの。
しかし、シングルマザーが不安を抱えるのと同じように、日本では母子家庭を支援する制度はいくつもあります。
シングルマザーは、金銭的な不安ばかりではありません。
近年、色々な母子家庭・父子家庭の支援制度が増加してきているのです。
あなたが今は求めていないことでも、「こういうものもあるんだ」と知識として頭に入れておくことは、不安を解消する一つの方法。
今すぐに求める事だけが将来の不安を掻き消す材料とはならないのです。
色々な事を知ることで、あなたが精神的に安心できる日が来ます。
今できることを自分なりのやり切る
「でも将来が心配…」不安を安心に変えるシングルマザーに適切な方法として、今できることを自分なりにやり切ることが挙げられます。
シングルマザーは、「誰にも頼れない」「私はどうしたらいいの?」と過去・現在・未来のどの形であっても不安を感じ、心配は山のようにあるものです。
しかし、あなた一人ではすべてを完璧にこなすことはできません。
「一人で育てる」という覚悟を持ち、離婚を決意したシングルマザーは子供に対しての責任感を他の人の倍以上感じています。
それでもあなたができる限界はあるのです。
全てをやりこなそうと思わずに、今自分の力でできることをやり切りましょう。
自信を持ち、やり切っている姿勢は、必ず自分を成長させ、今後安心できるものへと変えることができるのです。
両親が揃っている家庭がどこも幸せな家庭環境とは限りません。
今のあなたの状況でできる精一杯の事を行いましょう。
あなたが無理をし続ければ、子供が不安を感じ、心配してしまうのです。
子供と一緒に安心して生活できる状況が、あなたの幸せでもあります。
自分の決断を後悔しないで!あなたの決断は正しい!
シングルマザーの家庭が子供にとって絶対に不幸だと感じさせる選択とはなりません。
子供にとって母親はどんな親であっても特別な存在です。
あなたが笑えていない、我慢ばかりの生活は、子供が苦しむ最大の要因となるのです。
「子供が可哀想」「もう少し我慢できなかったの?」と言ってくる他人の言葉は、何も知らないからこそ言えるもの。
その立場に立った人にしか分からない事や考え方は必ずあります。
あなたの離婚という選択は、その時にはたった一つしかない解決方法であり、自分にとっても子供にとっても正しい選択です。
離婚は子供を養う親にこそ、負担も不安も大きくあります。
離婚したことに対して子供に謝る瞬間があっても、これからの未来を大事にしてください。
パートナーと別れて苦しい道とは分かっているのに一人で立ち向かうシングルマザーは、決して後悔だけとはなりません。
あなたの判断が正しいと自分自身が感じられるように、今を大切に生活して行きましょう。


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