シングルマザーの交際や再婚は、今の時代珍しいものではありません。
離婚によって「バツイチだし…」「失敗しているから」などと後ろ向きなイメージを持っている人はいますが、「再婚したい」「もう一度家庭を築きたい」と思える相手に出会ったなら明るい未来を思い描いて前を向くことが大切です。
そして、再婚したいのなら後ろ向きであったり尻込みするのは望ましくありませんが、反対に甘く考えて同じ過ちを繰り返すことも避けたいもの。
彼との将来を真剣に考えるのならば交際期間中にやっておくべき事柄が幾つかあり、女性としてもシングルマザーとしても幸せを掴むために行動しなくてはなりません。
「再婚を考えているけど不安がある」「再婚を進めるにはどうしたらいい?」と考えているあなた。
今回は“シングルマザーが再婚したいのなら交際期間中にやっておくべきこと7つ”と題して、彼と一生添い遂げる為、子供と共に新たな幸せを手にする為に必要な心得をピックアップしてご紹介いたします。
7つと言っても決して難しいことではありませんから、今のあなたの状況と照し合せながら参考までにご一読いただければ幸いです。
シングルマザーが再婚したいのなら交際期間中にやっておくべきこと
彼との結婚観に違いがないか確かめる
シングルマザーが再婚したいのなら交際期間中にやっておくべきこととして、彼との結婚観に違いがないか確かめるというものがあります。
再婚は交際とは違い伴う責任が多く、将来を左右する決断と言っても過言ではありません。
いくら「一緒に居たい」と二人の未来を思い描いていても、彼自身が「再婚は考えられないな」「今の関係で満足している」と思っていては再婚なんて夢のまた夢。
結婚観は年齢や当人の価値観によって変わってくるものですから、交際期間中に彼の真意や望んでいる形がどういったものなのかを確かめておきましょう。
彼との結婚観に違いがあったとしてもその溝を埋める努力で未来は変わるかもしれませんし、それでもダメなら現状維持や再婚の為に新たな出会いを探すなど、あなたの選択肢はいくらでもあるのです。
彼の金銭感覚や女癖など再婚後の不安要素がないか見定める
彼の金銭感覚や女癖など再婚後の不安要素がないか見定めるのも、シングルマザーが交際期間中にやっておくべきことの一つです。
生涯添い遂げると誓い合って結婚したけれど離婚という選択をした過去があるシングルマザーにとって、「この人とならずっとそばに居られる」「次は幸せになる」と思える相手と再婚を望むのは当たり前のこと。
しかし、知り合ってからの関わり方や交際期間の長さによって色眼鏡で見てしまい、彼自身の本当の姿を知らないケースもあるはずです。
「好きだから」「上手くいくはず」などと軽く考えて再婚してしまっては、ギャンブルや女癖が悪かったりDVなど暴力的な一面を後になって気づいて後悔することも少なくありません。
実際に離婚経験の多いシングルマザーの中には、再婚後の不安要素を見落としていたことでトラブルに巻き込まれて辛い思いをした人もいます。
あなた自身はもちろんですが、再婚は子供にとっても大きな環境の変化であり成長過程に影響を与えるものですから、後悔や辛い思いをしないためにも交際期間中に彼の人間性をしっかりと見定めなくてはならないのです。
子供と彼の相性をチェックする
シングルマザーが再婚のために交際期間中にやっておくべきことには、子供と彼の相性をチェックするというものが挙げられます。
再婚したいと考えた際に思い浮かぶ不安には様々なものがあると思いますが、シングルマザーが第一に考えるのは子供の存在。
交際期間中もさることながら再婚でも子供と彼の相性や関係を気にするシンママは多いはずです。
子供の年齢や性格によって交際男性と打ち解けるまでに時間がかかるのは当然ですが、交際期間とは違い再婚ともなれば家族なのですから四六時中顔を合わせて関りが深くなるのですから相性問題は無視できなくなります。
再婚を考えるシングルマザーにとって子供のことを考えれば不安や迷いが生まれることもありますが、あなたが「彼が良い!」「彼以外考えられない」と強く願うのであれば、子供と彼との架け橋となって家族になるための深い絆を結ぶ手助けをしていかねばなりません。

子供の気持ちを確認しておく
シングルマザーが再婚したいのなら、交際期間中に子供の気持ちを確認しておくことはとても重要と言えます。
再婚はシングルマザーだけでなく子供にも関わる人生の変化。
再婚を考える際の年齢にもよりますが子供にとって母親が唯一の存在であること変わりありませんから、「ママを取られるかもしれない」「あの人は誰?」と受け入れられずに不安を抱いてしまうこともあるのです。
また、離れて暮らす父親との関係が良好な子であれば再婚によって名字や住む場所が変われば環境の変化についていけず新たな父親との関りに戸惑うことも少なくありません。
あなたが本気で再婚を望むのであれば子供の気持ちを確かめ、その思いにしっかりと寄り添う必要があり、我が子も含めて幸せになれるよう納得のいく話し合いが求められます。
再婚とはそれだけ関わる人の環境を変化させるものですから、交際期間中に不安や心配事を出来るだけ取り除いて新たな形に一歩踏み出すことが大切なのです。

子供の教育方針や関わり方について話し合っておく
子供の教育方針や関わり方について話し合っておくのも、シングルマザーが再婚に向けて交際期間中にやっておくことです。
交際男性の結婚歴や子育て経験の有無によっても異なりますが、シングルマザーと再婚するのであればその子供の父親として関わっていくことになりますから親としての役割や接し方を取り決める必要があります。
世間一般のイメージで厳しい父親を演じようとしたり、仲良くなりたいからと安易に甘やかすのも子供のためにはならないもの。
初婚男性であれば始めから子育てに関わっていたわけではないので戸惑いや不安もありますし、いざ再婚してみて教育方針が合わずに母親との間で諍いが生まれることもあります。
人それぞれ価値観は違いますから、交際期間中に子供の事を第一に考えた教育方針や関わり方の方向性をパートナーと近づけておきましょう。
再婚について周囲に意見を仰ぐ
シングルマザーが交際期間中に再婚について周囲の意見を仰ぐということも、やっておくべき7つの内に当てはまります。
交際中や再婚を目の前にすると彼への思いや一緒になれる喜びから浮足立って、冷静な判断に欠けてしまうことがあるはず。
あなたは彼のことを好きで仕方なくても、周囲から見れば「子供に寂しい思いをさせている」「彼のことばかりで周りが見えていない」「彼は再婚相手としておすすめ出来ない人なんだけど」など、自分では気づかない点があるからです。
また、再婚に適した時期や彼を子供に会わせるタイミングなど自分一人で判断するよりも周囲の意見を取り入れながら慎重に進めた方が良い問題も数多くある為、交際期間中は彼との将来を冷静に考える良い機会。
些細なことでも気になったり悩んでいることがあれば、交際期間のうちに周囲の意見を仰ぎながら自身の気持ちと合わせて解決していきましょう。

再婚のメリットやデメリットを理解する
シングルマザーが再婚したいのなら交際期間中に、“再婚のメリットやデメリット”を理解しておきましょう。
再婚は新たな家族を築き共に幸せな未来を歩むという前向きな一歩を踏み出せるメリットがありますが、精神面での良い点ばかりに気を取られているとデメリットとなる問題に後になって気づくということになるので注意が必要です。
シングルマザーが再婚する際に問題となるのが養育費や元旦那との面会に養子縁組や相続に関するもの。
養育費に関しては養子縁組した際に再婚相手の収入によって元旦那の扶養義務が軽減する場合がありますから今まで通りの金額を貰い続けることは難しく、面会に関しても改めて取り決めをしておかなくては後々揉める原因となります。
また、再婚相手となる男性が離婚歴がある子持ちの場合は相続問題が発生する恐れもあり、「まだ先のことだから」「今は気にしなくていいよ」なんて言っていては万が一の際に苦しむのはあなたやお子さんです。
相続は一見、見落としがちではありますが将来的に大きく関わる問題。
新たな門出に対して不安ばかり募らせるのも良くありませんが、再婚にはメリットはあってもデメリットとなる問題も必ずあるということを理解し、交際期間中に先の懸念事項を二人で話し合っておくことが大切です。

最後は自分自身の覚悟を確かめましょう
再婚したいのならしっかりと交際期間中に準備を進めることも大切ですが、最後は自分自身の覚悟を確かめましょう。
あなたとお子さんが幸せになるために「何が必要なのか」「どうすれば良いのか」を考え、「これだ!」と思う選択をして下さい。
シングルマザーの再婚には不安を抱く人も多いとは思いますが、最終的に判断するのはあなた自身ですからしっかり悩んで考えて決めた先にある答えはきっと正しい判断と言えます。
明るい未来を手にすることも、もし何かに躓くことになっても、その時のあなたにとって最良の選択をした訳ですから自分の判断に自信を持ちましょう。
再婚のためにやっておくべき事柄は人それぞれ異なりますし大小合わせれば数多くありますが、交際期間中の方は今回ご紹介した7つの内容を特に参考にしてみて下さい。
この記事があなたの再婚への後押しとなり、少しでも迷いや悩みが晴れることを祈ります。
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