子育てをしているシンママが、同じく子育てをしているシングルファーザーと再婚する事は、色々な気持ちを理解し合えるため、シンママが再婚をするには最高の条件です。
しかし自分達だけではなく、お互いの子供も新しい家族となるため、子供を含めた全員が本当に幸せになる事ができるのか、とても心配になります。
彼の子供の事を自分の子供と同じ様に愛せるか、彼が自分の子供の事を愛せるのか、と心配するシンママもたくさんいます。
今回は、シングルファーザーと再婚する際に彼の子供を自分の子供と同じ様に愛せるのか、というシンママの悩みを解決するために、彼のあなたの子供への本心と、シングル同士の二人が再婚しても幸せになる二人の特徴をご紹介します。
シンママがシングルファーザーと再婚する時の彼のあなたの子供への本心
自分の子供と平等に扱えるかどうか不安
シンママがシングルファーザーと再婚する時の彼のあなたの子供への本心は、自分の子供と平等に扱えるかどうか不安に思う、というものです。
それぞれ違う家庭環境で育ってきた子供達が一緒に生活をすれば、当然色々と問題が起こります。
子供同士が喧嘩になってしまった際に、無意識に自分の子供が言う事だけを信じてかばってしまい、あなたの子供ばかりを責めてしまうのではないかと不安に感じるシングルファーザーが多くいます。
逆に、あなたの子供に気を使いすぎて、自分の子供には必要以上に厳しく、そしてあなたの子供は甘やかしてしまうという場合もあります。
自分の子供とあなたの子供の間のバランスを、上手に取る事ができないのではないかという事に不安を感じているのです。
あなたの子供が自分と子供の事を拒否するかもしれない
あなたの子供が、自分と子供の事を拒否するかもしれないという事も、シンママと再婚するシングルファーザーのあなたの子供への本心です。
今までは、あなたとあなたの子供だけの生活でしたが、その生活に他人の自分達が入っていく事を、あなたの子供が受け入れたくないかもしれないと考えるのです。
当然、彼の子供が、あなたとあなたの子供の事を拒否する可能性もあるのですが、父親ですから自分の子供の事はよく分かっています。
しかし、彼にとってあなたの子供は他人の子供であり、他人の子供がどの様に感じるのかを知る事はできないため、どこまで自分達の事を受け入れてくれるのか、心配になるのです。
再婚してからの生活が、あなたの子供のせいで大変になってしまうかもしれないと心配するシングルファーザーもいます。
他人の子供を自分の子供として受け入れられる自信がない
他人の子供を自分の子供として受け入れらる自信がないというのも、シンママと再婚するシングルファーザーの本心です。
子連れで再婚をすると、当然相手の子供とも良い関係を築いていける様に努力します。
しかしいくら良い関係を築けたとしても、他人の子供であるあなたの子供を、自分の子供として受け入れる事ができるかどうかは別問題なのです。
自分に子供がいない場合とは異なり、自分の子供に対する愛情を既に知っているわけですから、同じ様にあなたの子供を受け入れられるとは断言できないのです。

シングル同士の二人が再婚しても幸せになる二人の特徴
お互いの子供の気持ちを尊重している
シングル同士の二人が再婚しても幸せになる二人の特徴は、お互いの子供の気持ちを尊重している事です。
それぞれ違った環境で育ってきた子供達を、無理矢理新しい型に押し込める事は決してしません。
親同士が再婚したからといって、全くの他人をいきなり家族として受け入れる事はできません。
お互いに築いてきたそれぞれの「家族」の形は変えず、新しい生活に順応する事だけに重点を置く様にしているのです。
お互いの子供が、相手の事を家族と認めなかったとしても、それがその子供の気持ちだと尊重し、無理に家族として認めさせる事はしません。
お互いの価値観の違いを尊重する
お互いの価値観の違いを尊重する二人も、シングル同士の再婚で幸せになるカップルの特徴です。
全く違った価値観を持つ二つの家族が、突然同じ価値観に合わせる事はできません。
ある程度の妥協は必要だとしても、相手の家族に合わせて全ての価値観を変える必要はないのです。
子供もそれぞれ違った価値観を持っているため、それを無理矢理新しい価値観へ変えさせる事はせず、むしろ相手の家族の違った考え方や価値観を尊重して認めさせる事で、別々の家族が良い関係で暮らしていく事に成功しているのです。
新しい関係を築き上げるには時間がかかる事を覚悟している
二つの家族が新しい関係を築き上げるには、長い時間がかかる事を覚悟している事も、シングル同士の二人が再婚しても幸せになる二人の特徴の一つです。
再婚する事を決めたのは大人であり、子供ではありません。
子供が相手の家族と一緒に生活する事を望んだわけではありませんので、いくら再婚して一緒に生活を始めたからといって、初めから全てが思い通りにいく事を期待するのは間違っています。
子供同士が仲良くならない場合もあれば、彼の子供が自分になかなか心を開いてくれない場合もあります。
しかし、シングル同士で再婚して上手くいく二人は決して焦りません。
自分が相手の子供に受け入れられるのには時間がかかる事、子供同士がお互いを受け入れられる様になるのにも時間がかかる事を覚悟しているのです。

愛するという感情は無理矢理作り上げるものではない
シンママがシングルファーザーの男性と再婚を決める時、自分の子供と同じ様に彼の子供も愛せるのだろうか、と心配になりますが、相手もあなたの子供を愛せるのか不安に感じています。
当然、相手の子供も大切にする必要はありますが、だからといって、無理に愛そうと頑張る必要はありません。
愛するという感情は、コントロールして生まれるものではなく、自然と湧き上がってくる感情なのです。
子連れ再婚で幸せになるためには、新しい家族として良い関係を築いていく事が必要不可欠なので、相手の子供との関係を何とかしたいと焦る人達がいます。
しかし、彼の子供は他人の子供であるため、あなたがすぐに愛せるわけではなく、彼もあなたの子供をすぐに愛せるわけではありません。
時間をかけなければ築き上げる事ができない物があるという事をきちんと理解し、焦らずに、ゆっくり時間をかけて、新しい家族の関係を築き上げていきましょう。
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