辛い経験がトラウマになることはよくあります。
しかしトラウマを克服し、再度同じことに挑戦できるようになることもあります。
結婚に関しても同じで、離婚の経験がトラウマになっても、そのトラウマを乗り越えて再婚する女性もたくさんいます。
しかしその中には、本当は離婚したくないのに、二度目の離婚をする結果となってしまった不幸な女性もいます。
せっかく幸せになれたのに、なぜ二度目の離婚をすることになってしまったのか、その理由や女性の特徴が気になるあなた。
今回は、離婚したくないのに別れることになる不幸な女性の特徴をご紹介します。
二度目の離婚の理由や原因
妥協しなくてはならない他人との生活が苦痛に感じる
二度目の離婚の理由や原因の一つに、シングルマザーの生活に慣れ過ぎてしまったため、妥協しなくてはならない他人との生活が苦痛に感じる、といったものがあります
再婚する前は、旦那のいない子供との生活を寂しいと感じていたシングルマザーですが、実は無意識のうちに、自分が全てをコントロールできる生活がとても快適になっていたのです。
男手が家庭にある状況は、確かにとても心強いのですが、大人がもう一人、家族の中にいるということは、あなたの他に、決定権を持つ人間が家庭内にいるということです。
子供と自分だけの生活に慣れていたシングルマザーにとって、舵を取る人が一人増えることで、妥協をすることも増加し、とても窮屈に感じるのです。
そして最終的には妥協することすら苦痛になって、一緒に生活できなくなり離婚に至ります。
前回の離婚のトラウマを克服していない
前回の離婚のトラウマを克服していないことも、二度目の離婚をする理由や原因となります。
前回の離婚の原因が旦那側にあった場合、また同じことが起きるのではないかという不安でいっぱいになってしまうのです。
再婚相手の男性は、心に傷を負った女性をサポートしてあげたいと願い、すべてを受け入れた上で再婚を決意したのですが、あまりにも女性のトラウマがひどい場合、自分を信じていない状況を長い間目の当たりにすることになり、一緒にいる意味を見失ってしまいます。
お互いを理解し合えないままでの結婚生活が、長く続くはずはありません。

再婚相手と自分の子供との相性が悪い
再婚相手と自分の子供との相性が悪いということも、二度目の離婚の理由や原因の一つです。
再婚するにあたり、再婚相手と自分の子供がうまくやっていけるかどうかということは、大切な条件の一つです。
良い関係を築けていることを確認してから再婚に踏み切るのですが、一緒に住むようになると、今まで見えなかったことが見えるようになります。
再婚相手の男性との相性が悪ければ、明らかに子供にとって新しい生活が幸せでないと判断を下し、二度目の離婚をするという選択をしなければならなくなります。

離婚したくないのに別れることになる不幸な女性の特徴
自立を通り越して頑固になってしまっている
離婚したくないのに別れることになる不幸な女性の特徴の中には、自立を通り越して頑固になってしまっている、という特徴があります。
一人で全てを切り盛りし、そして自分一人で子供を守って来たシングルマザーは、当然強くて自立しています。
しかし、その度を越えてしまい、他人の意見を絶対に受け容れない程、頑固になってしまうケースがあります。
他人の意見を受け入れないだけではなく、相手にも自分のやり方を押し付けてしまうのです。
付き合っている時には分からなかったとしても、実際一緒に生活するようになると、それが顕著になります。
また一人親に戻るのが怖くても、妥協できないのであれば、またシングルマザーに戻らざるをえないのです。
人を信じることが怖い
離婚したくないのに別れることになる不幸な女性の特徴の一つに、人を信じることが怖い、という特徴があります。
前回の離婚原因が元旦那の浮気や借金だった場合、再婚相手に対しても、「自分を裏切っているのかもしれない」という疑いを抱いてしまうのです。
少しでも連絡が取れないと、「また浮気をされているのかもしれない」と疑心暗鬼になってしまったり、お金に関して口座を常にチェックするなど、無意識のうちに常に再婚相手の動向を監視してしまいます。
再婚相手にとっては、頭から疑われるという最悪な状況です。
心の傷をきちんと癒さなかったせいで、せっかく見つけた最愛の味方を、自分から遠ざけてしまう結果となってしまうのです。

自分の子供を大切にし過ぎる
自分の子供を大切にし過ぎるということも、離婚したくないのに別れることになる不幸な女性の特徴の一つです。
シングルマザーと子供の結び付きは、普通の家庭よりも強い場合があります。
とても素敵な親子関係ではあるものの、あまりにも子供を大切にし過ぎると、周りとのバランスがうまく取れなくなってしまいます。
本当の父親ではない再婚相手ですが、子供と良い関係を築こうと、一生懸命頑張ってくれています。
時には子供のことを考え、説教する時もあります。
しかし、母親が常に子供の意見を優先し、子供を必要以上に守ってかばうことで、家庭内のバランスが崩れ、そして再婚相手との関係が微妙になっていきます。
母親が子供を大切に思うのは当然ですが、それが行き過ぎてしまう事でバランスが崩れると、別の大切な存在を失う結果となってしまうのです。

再婚が必ずしも幸せへの扉ではない
シングルマザーは、「今度こそ幸せになる」と願い再婚します。
残念ながら、再婚した女性の中には、本当は離婚したくないのに、二度目の離婚という結果になってしまう不幸な女性もたくさんいます。
妥協ができる、完全に自立しているなど、他人と生活を共にする「結婚生活」が向いている人、向いていない人には、それぞれ特徴があります。
女性の特徴や性格によっては、幸せな女性だけでなく、不幸な女性も作り出してしまいます。
もし、自分の性格や精神状態のせいで、相手の男性を幸せにしてあげることができないと思うのであれば、再婚はせずに、カップルのまま関係を続けていくことも選択肢の一つです。
再婚することだけが、唯一の幸せへの扉ではないということを忘れない様にしましょう。
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