「シングルマザーの母親が子供に再婚を反対される理由が気になる…」「子供に再婚を反対されたシングルマザーは、その後の判断をどう下せばいいの?」と考えているあなた。
シングルマザーが「この人と再婚したい」「この人となら幸せになれるかもしれない」と望んだ相手ができても、子供の意見は必ず取り入れなければなりません。
「再婚しないで」「新しい父親なんていらない」と子供に言われたならば、シングルマザーのその後の行動は非常に重要なものとなるのです。
子供の意見を聞いた後の母親の行動が、我が子との心の距離を作る可能性があります。
子供がシングルマザーの母親の恋愛をどう感じているのか、再婚を反対する理由は何なのか、子の立場を理解する心掛けを行い、関係性をより深められるようにしましょう。
子供は母親の再婚に普段はどう思っているの?
母親を苦しめない人ならそれでいい
子供は母親の再婚に普段は、家族を苦しめない人ならそれでいいと思っています。
シングルマザーに育てられた子供は、父親の存在を知らない人、忘れたい人、忘れられずに引きずったままの子と様々です。
しかし、どの状況の子供であっても、母親の再婚相手が自分にとって大切な存在になる時は、必ず母親にとっても大きな存在となります。
シングルマザーの子は、親が子の事を考えるように、子供が母親の事をよく見て、よく考えているものです。
普段の日常生活の中から、彼氏の存在が母親にとって支えとなれば、その人を失うことはできません。
子供は、大人以上に顔色を見て、言葉はなくても判断します。
彼氏ができても、母親が家事に手を抜かない、仕事を頑張っているとなると子供は自然と受け入れられるのです。
反対に、彼氏ができたことで、家の中で子供を放ったらかしで長電話をしたり、寂しい思いをさせたり、家事に手を抜くことが多くなったりすれば、その相手を間近で見ている子供は受け入れられなくなります。
相手がどんな人なのかも大切ですが、母親の普段の生活から子供は感じ取る部分があるのです。
新しい家族ができて家庭が明るくなった
新しい家族ができて家庭が明るくなったと、子供は母親の再婚に対して普段思うことがあります。
「会話が増えている」「再婚相手と話している母親が楽しそう」「家族で旅行に行ったり、出掛けたりすることが多くなった」と、新しい父親が家族に加わることで、良い面が大きく出ている家庭も。
父親との関係が本当の親子のように自然に一緒にいられるのは、子供にとって大きな喜び。
突然現れる男性に遠慮の姿勢やなかなか溶け込めないでいる子供も少なくありません。
それでもお互いが関係を築こうと努力する姿勢があれば、時間がかかってでも相手を受け入れようとし、家族になれます。
関係を築くまでに時間がかかった親子関係こそ、出会った頃よりも打ち解け、家族になる時には明るい家庭を築くことができるのです。
頼れる存在が母親以外にできるのは大きい
子供は母親の再婚に普段はどう思っているのかは、頼れる存在が母親以外にできるのは大きな事だと感じています。
「母親には相談できない」「誰か他にも頼れる存在がいれば…」と子供なりに考えることは少なくありません。
それは相談事であっても、母親一人の意見を聞くよりも、様々なことを耳にしたいと感じることもあります。
また、自分が感じていることと母親の思いが違えば、「誰かに味方になってほしい」と、子供だから強く感じることがあるのです。
家族が一人増えることで、色々な話ができ、時には自分の味方になってくれます。
何か問題を抱えた時には、母親だけでなく支えてくれる存在が増えるのです。
これは子供にとって大きなものとなります。
新しいパパの登場で再婚を反対する子供の理由
父親としては受け入れることができない
新しいパパの登場で再婚を反対する子供の理由には、父親としては受け入れることができないことが挙げられます。
子供が実の父親の存在を忘れられていない時や未だに求めている時には、十分に関係を築くことができている相手でも、新しいパパとしては受け入れることができません。
子供の中で、実の父親と過ごした記憶が鮮明にあります。
そのため、一緒に暮らすことに抵抗があり、父親としては見られないことが多くあるのです。
再婚相手に会うことで子供が「パパに会いたい」と何度も言ってくるようになることもあります。
子供が父親の存在を忘れられていない段階では、彼氏を紹介したくても避けた方がいいのです。
今の環境を壊されたくない
今の環境を壊されたくないのは、 新しいパパの登場で再婚を反対する子供の理由です。
「名前を変えるのは嫌だ」「一緒に住みたくはない」「環境を変えないといけないの?」と子供にも大人の都合に合わせたくないと思う感情があります。
小さくて状況が分からない年齢で再婚をするのは簡単でも、ある程度の歳になり、物事が理解できるようになると、自分だけが分かっていても、周囲に問われることが出てきます。
環境が変わる事で周囲に聞かれる状況を想像することができるから、「恥ずかしい」「嫌だ」という思いばかりを強く抱くようになるのです。
母親の彼氏の存在が嫌だとか、受け入れられないという問題ではなく、子供自身の中で整理が付けられなくなります。
この先の不安を考えると再婚を賛成する勇気がない
新しいパパの登場で再婚を反対する子供の理由は、この先の不安を考えると再婚を賛成する勇気がでません。
子供は子供なりに、その世界で様々な事を考えています。
あなたが思っている以上に周囲の状況を見たり、考えたりすることをしているのです。
だからこそ、大人では気付くことのできない不安を大きくし、「絶対に訪れない」という保証がないから、怖さばかりが増します。
安心したいけど、これまでの事を考えると、「また“さよなら”するかもしれない」「新しいパパは本当にいなくならないの?」と不安でいっぱいです。
子供の考えていることに時間をかけて聞いてあげる必要があります。

再婚を子供に反対された時に下すシングルマザーの選択肢とは?
子供と母親だけでゆっくり話す時間を作る
再婚を子供に反対された時に下すシングルマザーの選択肢には、子供と母親だけでゆっくり話す時間を作る事です。
「どうして再婚を反対するの?」「彼のどこが嫌いなの?」という聞き方を絶対に子供にしてはいけません。
子供はあなたの不幸を願い、再婚を反対しているわけではないのです。
大きな痛みを心で感じた時には、修復に時間がかかり、その期間は人によっても様々。
再婚を反対された時に子供との会話に耳を傾ける意味は、あなたが未だに気付けていない感情を抱いているからです。
シングルマザーの子供は母親に負担を与えないようにと我慢する癖がついています。
本当に子供が感じていることや考えにしっかりと耳を傾けてください。
そこでお互いに話し合うことができれば、子供が再婚に対してポジティブな考えを抱けるようになることも少なくありません。
親子の会話をより大事にしましょう。
反対された時からは子供が「会いたい」と言うまで距離を置かせる
子供が「会いたい」と言うまで距離を置かせることが、再婚を子供に反対された時に下すシングルマザーの選択肢です。
子供に再婚を反対されたからと言って、必ずしも彼氏との関係を切る必要はありません。
しかし、母親の再婚に反対を示した子供は、少なからず罪悪感を抱きます。
この時期には、なるべく彼氏との距離を取るようにしてあげてください。
罪悪感を抱きながら会わせることは、子供にとって大きな負担となります。
素直な思いを吐き出して、母親と自分の幸せのために下した決断に本来であれば、「ごめんなさい」と子供が罪悪感を抱く必要はないのです。
それでも罪悪感を抱くのは、母親の幸せを自分が壊したのではないのかと思い込んでいるから。
子供と彼氏との間に距離を一度持たせてあげ、気持ちに整理がつくまではそっとしておいてあげることも大事なことに挙げられます。
再婚の選択肢を自分の中から完全排除する
再婚を子供に反対された時に下すシングルマザーの選択肢には、再婚の選択肢を自分の中から完全排除することがあります。
子供に再婚を打ち明けた時の様子で、母親はどれだけ父親の存在を克服できているのかを知れる機会です。
「お義父さんなんていらない」と即答してくる子は、実の父親の印象が悪かったり、恐怖心を抱いたままであったりと、思い出させることさえしてはいけないと感じることもあります。
子供は大人のように上手く自分の感情をコントロールすることができません。
全く違う相手であっても、”父親””家族”というワードがつくと拒否反応を示すことや、家族自体にトラウマを抱えていることも少なくないのです。
再婚の話を持ち出した時に、「この子には辛いことかもしれない」「今でも父親を思い出すと精神的に不安定になるんだ」と気付くこと。
このような点が子供から見られた場合には、再婚という選択肢を自分の中から完全排除した方が気持ちは楽になります。
シングルマザーは離婚して、大切な我が子を育てていても「幸せになりたい」と感じる瞬間は必ずあるのです。
それでも子供の意見を尊重できているのは、これ以上我が子を苦しめる選択肢があなたにはないということの表れ。
大人同士で再婚を決めることも可能なのに、子供の意見を求めるということは、あなたにとって何よりも大切な存在で、究極の選択になると自分の幸せよりも守りたいということなのです。


再婚は何もかもがスムーズに行くことはない
再婚を夢見ているシングルマザーは多くいます。
しかし、自分の思うように恋愛が進められなくて、悩む女性は少なくありません。
彼の事、子供のこと、自分と、一人きりでは決断できないものだからこそ、迷い続けます。
シングルマザーの再婚がスムーズに進むケースが多いとは言えません。
日々の中で作り上げながら、焦ることなくゆっくりと時間をかけることを視野に入れ、未来の幸せを手に入れましょう。
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