辛い別れを経験し、女手1つで子育てを頑張ってきた貴方の前に訪れた彼。
再婚を視野に入れてお付き合いをしてきたけれど「子供達はどんな反応をするのだろうか」「子供達は再婚したい彼氏を気に入ってくれるだろうか」と悩むものです。
これからの幸せな生活に向けて、再婚したい彼氏との事を子供へどう伝えるか、子供への伝え方の中で気を付けなければいけないことはあるかなど、一人で考えてもなかなか答えは見つけられないものです。
こちらには、そんな貴方のお悩みを解決に導いていけるようなヒントが沢山詰まっています。
子供達や再婚したい彼氏の心理をぐっと掴み、ゆっくり子供との距離を縮めていきながら
貴方にとっての再婚生活をより良いものにする為の参考にして頂けたら幸いです。
シングルマザーが再婚したいと彼氏に対して思う瞬間
子供に優しく接してる姿を見た時
シングルマザーが再婚したいと彼氏に対して思う瞬間は、子供に優しく接してくれる姿を見た時です。
貴方がシングルマザーになる前、貴方の子供には血のつながった本当の親がいたはずです。
死別だったり、未婚だったりして親の顔を覚えていないという子供もいるとは思いますが、大多数の子供は親の顔や遊んだ記憶が心のどこかに残っています。
そんな中で出会った再婚したい彼氏の存在。
子供はどう思うのか、果たして上手く生活出来るのか不安で仕方がないはずです。
再婚したい彼氏が貴方に優しく接してしてくれるのは前提なのですが、ただそれだけでは再婚生活など上手くはいきません。
彼の内面をしっかりと見出す必要があります。
彼が小さな子供やお年寄りに対して、普段からどのように接しているか、自分の両親にどのような態度で接しているかキチンと見てください。
その中には貴方の子供と彼との間にある、「距離」の縮ませ方のヒントがあります。
そのような何気ない日常の態度や接し方にはその人自身の本来の姿が必ず隠れています。
思いやり
思いやりとは、その言葉の通り相手を思いやる事です。
思いやりを持つという事は計算では出来ない事です。
一回切りや数回程度優しくするくらいなら誰にでもできる事ですが、優しさと思いやりというのは根本的に別物です。
「思いやりを大切に出来る人」とは、思いや考えをその人の立場になって考えた上で自分が相手にとって今何をしてあげられるのかを考えて行動できる人です。
相手の容姿だけが好きだったり、相手の財産だけが目当てだったり、相手の一部だけを好きでいる場合には長期に渡って思いやりを持って接する事は出来ないのです。
貴方に思いやりを持って接する事の出来ない相手だとしたら、それは貴方の子供にも思いやりを持って接する事は難しい事です。
子供ほど、勝手で自由奔放なものはありません。
子供の気持ちを考えながら、思いやりを持って接することがクリアできなければ、再婚したい彼氏と子供の距離が縮んでいくことは残念ながら難しいのです。
器の広さと穏やかさ
そして貴方は再婚したいと思う彼氏を子供に紹介する日が訪れます。
ですが、子供に紹介する前に再婚したいと思う彼氏と必ず春夏秋冬共に過ごしてみて下さい。
少なくても一年間はそのお相手と時間を共に過ごしてください。
職種や生活の流れによって再婚したいと思う彼氏の心の余裕が違ったり、寒がりでいつもお風呂を沸かして入りたがったり、暑がりで夏はエアコンを四六時中キンキンにつけたかったり、寝るタイミングや朝食のメニューなど、貴方とは違う生活習慣が待っています。
貴方はそれに合わせる事ができても、子供は突然自分の生活習慣を変えることは出来ません。
守らなければイライラしたり、態度に出して子供を威嚇する人もいます。
そうなってしまえば、彼との距離を縮める所か顔色を窺って生活するようになっていってしまいます。
一緒に生活するにあたり、生活習慣のすり合わせ程大変なものはないのです。
それぞれ育った畑が違うのですから最初から同じ方向にいかないのは当たり前の事です。
たとえ生活習慣が違っても、器が広く穏やかな方はこちらの意見も一旦受け入れるといった配慮がありますし、意見が食い違っても、物腰柔らかく伝えてくれます。
喧嘩にはならず、お互いが考えをすり合わせながら、お互いに合った生活の仕方を考える事ができます。
柔らかい口調で、「こうしたいと思ってるんだ」「こうしてみようか」などきちんと話をしてくれたら、子供も顔色を伺うような関係にはならないはずです。
再婚したい彼氏と子供との距離を縮ませたいと思うのであれば、最初に二人できちんと話し合いながらお互いの妥協点を見つける必要があります。

再婚したい彼氏を見つけた時の子供への伝え方
最初はお友達から
貴方の再婚したい彼氏を子供に紹介するときは、まずはお友達だと伝えてみてください。
女性の貴方にはなかなかできない、大きな体を使って思いっきり外遊びをしてくれる楽しく豪快なお友達です。
子供の年齢にもよりますが、子供に突然「お母さんの再婚したいと思う彼氏なの」「いずれあなたのお父さんになる人よ」なんて説明したところで「そうなんだ」納得する子供などいません。
また、あの人と遊びたいから連れてきて欲しいと子供に言ってもらえる関係を作るよう、彼氏もお手並み拝見といったところです。
最初が肝心です。
大切な人
再婚したいと思う彼氏は今の貴方にとってとても大切な人です。
貴方にとって、彼の存在が本当の物だと確信した時、そして彼にとっても貴方と子供が大切な物だと心から思えた時、その頃にはもう彼と子供との距離は近くなっています。
貴方が距離の縮ませ方や生活習慣の違いなど色々な事に頭を悩ませていた時期を乗り越えて踏ん張ってきたからこそ今があるのです。
苦楽を共に過ごしてきたその彼は貴方にとって今まで以上にかけがえのない大切な人になっているはずです。
その確信が正しいのか、または真違っているのか、結末は誰にもわかりませんが様々な方向から相手を見極めて、決断したのであれば後はお互いの気持ちと思いやりの気持ちで楽しい事も苦しい事も乗り越えながら暮らしていけるのです。
お母さんが幸せでいると、必ず子供達にも笑顔の毎日が待っています。
子供の父親になりたいと志願されたときは状況を説明する
再婚したいと思う彼氏に貴方と子供の父親になりたいと志願された場合は最終的に子供達にきちんとお話をする必要があります。
子供達の年齢の問題もありますので難しいかもしれませんが必ずはっきり、きちんと状況を説明する事。
子供達が幼稚園や学校に通っていたらまわりとの関わりあいもあります。
全ての事が簡潔には終わりません。
この段階に来た時、貴方と貴方の再婚したい彼氏との絆は固まっているはずですので、この頃は子供の事を中心に考えていってあげて下さい。
名前ひとつ変わるだけで、塞ぎ込んでしまう性格の子もいますし、あっけらかんとしている子もいます。
兄弟いえど、性格は違うものです。一人一人に向き合って不安があれば聞く努力を惜しまないでください。
そして、忘れないで欲しいことがあります。
子供は再婚を望んで育ってきた訳ではありません。
大好きな貴方が選んだ道についていく努力をしてくれています。
子供の事を第一に考え、子供に寄り添う努力をずっと持っていてください。

再婚予定の彼氏と子供との距離の縮ませ方
再婚したいと思う彼にも子供がいる場合は子供のサインをキャッチする
お互いに子連れ再婚の場合は夫婦のお互いの努力が並大抵のものではなく、想像を絶する程に難しい生活になります。
理由は簡単です。
まず第一に、自分の子供より他人の子供が可愛いと思う人はいません。自分の連れ子が1番可愛いのです。
貴方に子供がいれば当然一番に考えるべきなのは貴方自身の子供であり、再婚したいと思う彼氏に子供がいるのであれば彼は自身の子供の事を一番に考えることになります。
一緒に暮らし始めると、家族愛がだんだん出来てきますので、相手の子供にも家族愛が生まれ、見た感じは一色単な家族になれます。
ですが、相手のふとした仕草や言動でやっぱり実子の方が可愛いんだなと気づかされる瞬間が必ずやってきます。
頭の中ではわかっていた事なのですが、いざ生活を始めるとなんだか自分の子供が可哀想だなと思ってしまうのです。
貴方が再婚したいと思う彼氏が得意なキャッチボールで遊んでいたら、なんだか実子にだけ親身になって教えている気がし、貴方が得意なピアノを教えていたら彼が同じ事を感じるのです。
この辺りの気持ちの葛藤は生活を共にする全員が感じる事になるのです。
子供のサインを見逃さないように貴方の子供の小さな変化を見落とさないようにして下さい。
また、実子に対する対応に不満を感じても決して子供の前で喧嘩をしないようにしてくださね。
無理に親にならなくていい
新しい家族を築いていくために、焦ってしまっては本末転倒です。
その為、無理に親になろうとしないでください。
新しいお母さん、新しいお父さん、そうやって子供が認めてくれるまでには長い時間がかかります。
昨日まで貴方や再婚したい彼氏のお友達だった人が一緒に暮らすようになっただけでも子供は子供なりに心境の変化を感じています。
いきなり、「今日からあなたのお父さんになります」と紹介されても気持ちがついていきません。
先ずは子供との絆を作っていく努力をしていきます。
焦らずに、ゆっくりとです。
小さな子供なら、子供が好きな事を思う存分付き合ってあげて下さい。大きな子供なら、相手の出方をまず見ていきます。
無理に心に侵入していくのは厳禁です。
まずは信頼できるお友達から始めてみてください。
お父さん、お母さん、と認めてくれる日はいつになるか誰にも分かりませんがその日は必ずきます。
叱るのは実親でいい
子供のしつけの中で、目に余る事があった時大きな器で諭す事ができるのでならば話は別ですが、当面の期間は子供を叱るのは実親だけにしてください。
再婚したい彼氏の連れ子であればきちんと彼がが叱って下さい。
血の繋がりの壁をある程度超えられるまでは、怒りに任せて連れ子を叱るのはマイナスです。
子供が養親の顔色を伺いながら生活をしだしてしまうと取り戻すのに何倍も時間がかかってしまい、今まで築きあげてきた関係が陰り始める事に成りかねないからです。
不満や要望がある時には、まず夫婦で話し合い実親が実子に諭しながら説明してあげて下さい。
貴方と彼が毎日笑顔で笑っていてくれる事が子供の都の距離を縮める第一歩であり、
家族皆が幸せな生活を送れる大切な事なのだと私は思っています。

再婚する時には子供の気持ちに寄り添って
再婚したい彼氏を見つけた時には、子供の心にしっかりと寄り添いましょう。
子供は母親の再婚や新しく父親になるかもしれない男性に対して敏感です。
あなたも子供も共に幸せになれるような再婚に繋げて、ぜひみんなの距離を縮めてください。
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