やっと手に入れた幸せな再婚生活。
幸せな生活とは裏腹に「もうシングルマザーに戻りたくない」と再婚後の生活に不安を感じているあなた。
シングルマザーが再婚後に離婚に至りやすい理由と対策をご紹介します。
シングルマザーが再婚後に離婚に陥りやすい理由
子育て論の食い違いで起こる溝
子供を育てていると必ず生じる「子育てに関する温度差」。
その温度差を放置して、話し合いをせずに出来てしまった溝の事を子育て論の食い違いで起こる溝といいます。
母親の方はしっかり子供を育てるために躾に厳しくて、父親の方はほのぼのとしていて何にも注意をしない。
これだけの事と思うかもしれませんが、子育て間の考え方の違いというのは酷くなると夫婦間の修復の危機にまで発展する事があります。
子育てのことで揉めてしまった時は、夫婦間で「子供のどう言ったところを改善していけばいいか」について軽く決め事をつくるといいでしょう。
全ての意見を合致することは不可能なのですから、意見の統一はできません。
お互いの意見と人格を尊重し、最低限の意見の合意をします。
その上でお子様が、自分で考えながら行動できるように夫婦でしつけていけばいいのです。
子育ては、夫婦お互いの尊重の延長線上にあります。
目的は子供の幸せだということを忘れないでください。
幸せにしてもらおうと受け身でいる
あなたの再婚生活が最近どうも上手くいかないと感じるのであればそれは、あなたが彼に幸せにしてもらおうと受け身でいるからです。
一度結婚に失敗してるあなたは、心のどこかで「次こそは、彼に幸せにしてもらわなくては!」と思ってしまいます。
幸せな再婚生活を送るためには、相手とあなたが対等な思いと立場にいるかが重要です。
彼はあなたを幸せにするためだけに結婚した訳ではないのですから、あなたはしっかりと彼の事も幸せにしてあげなければいけません。
辛い時も楽しい時もお互いがお互いを支えてあっていける空間を作る努力が必要です。
義理の両親と上手くいかず毛嫌いしてしまう
あなたは義母と上手く付き合えないのも再婚後に離婚に至りやすい理由。
あなたが義母と上手くいかない理由は、彼があなたとお母さんを比較していると感じているからです。
あなたが彼に手料理を出した時、彼に「うちのお母さんの味付けはもう少し甘かった」と言われたらどう思うでしょう。
なんとなく、嫌な気持ちになるもの。
何気なく言った彼の言葉に、比較をされている気持ちに陥って「私は義母には勝てないんだ」と思ってしまうのです。
そして、その気持ちの矛先が彼ではなく義母へ向いてしまい、次第に苦手意識をもって遠ざけてしまうのです。
男の人は基本的にお母さんが大好きです。
小さな頃から身の回りのことを全てやってくれて、困った時には助けてくれるお母さん。
悲しい時にもいつも優しく接してくれたお母さんです。
「マザコン」のように感じるかもしれませんが仕方がない部分もあるのかもしれません。
しかし、あなたという存在とお母さんという存在は全くの別物だと言うことを忘れないでください。
あなたは彼自身に選ばれた生涯のパートナーなのです。
彼にお母さんと比較されるようなことがあっても自信を持って大らかな気持ちでいてください。
彼を育ててくれたお母さんに、あなたも歩み寄っていくことで家族そのものの関係性はグッとよくなり、あなたと彼との距離もますます深まっていくのです。

二度目の離婚は回避したい!シングルマザーに戻りたくない時の対策
関係を常にすり合わせる努力をしよう
あなたと彼との中に意見の食い違いが起こった時、「どちらかが一歩引いて相手の意見をのむ」といった行動に出たとしたら、その行動が「関係を常にすり合わせる」ということです。
再婚後、パートナーとの空気がなんだか重いと感じたり、揉め事が起こることがあります。
意見をすり合わせながら生活をするというのは簡単ではありませんが、一人一人が思いのままに生活していては再婚生活は破綻してしまいます。
意見の食い違いが起こっても、妥協点を見つけながらお互いに擦り合わせをしていくことでお互いの考えていることがだんだんとわかっていくもの。
時には子供にも意見を求めてみたりしながら、家族のルールを決めていくといいでしょう。
感謝の気持ちを言葉にする
「ありがとう」「助かったよ」「うれしい」など小さな頃には当たり前のように言えていた言葉ですが、これらを口に出して感謝の気持ちを言葉にしてください。
やってくれて当たり前ではないのです。
パートナーがお金を入れてくれるからご飯が食べれるのです。
当たり前のような事ですがたまには口に出して感謝の気持ちを伝えてあげてください。
感謝の気持ちを改めて言われると少し照れくさいですが、それで気を悪くする人はいないですよね。
あなたが感謝の気持ちを伝える事で、パートナーも子供も自然と感謝の言葉を口に出せる人になり、家中がおもいやりであふれるでしょう。
もう過去には戻りたくないあなた。
笑顔の絶えない家庭を作れるのはあなた次第です。
依存はしない!足りない所を補う関係に
パートナーがいないと何も決められなかったり、何も行動できないのはパートナーに依存している状態です。
どちらかが依存状態になってしまうと依存されてしまっている方は「めんどくさい」と思うようになります。
仕事中にいちいち電話がかかってきたり、どこに行くにもついていきたがったり、相手の行動を全部把握したがったり。そんな事をされていたら正直鬱陶しく感じてしまいますよね。
好きな気持ちを押し付けるのではなく、パートナーとの再婚後の生活がより良くなるためには「足りないところを補う関係」を作らなければなりません。
パートナーの出来ない事や、手が足りない事を補ってあげてください。
例えば、家事の役割分担で、パートナーの日だったとします。
もしパートナーが疲れていて、あなたに余力があったら、「今日は私がやるからいいよ」とパートナーの出来ないところを補ってあげてください。
お互いにそんな思いやりを持ちながら足りないところを補える関係はとても素敵ですよね。
再婚後の生活がどうしたら楽しく幸せになっていくか、対策を練りながら前向きに過ごしてみてください。


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