離婚してシングルマザーになった直後は、シングルマザーは自分だけと、孤独を感じた経験があるシングルマザーはたくさんいます。
しかしすぐに、自分の周りに意外と多くシングルマザーがいることに気付きます。
類は友を呼ぶと言いますが、シングルマザーの周りには不思議とシンママが集まります。
そんな不思議と集まったシンママ同士が上手く付き合うことができれば、お互いに大きな助けになるため、シングルマザーがシンママと上手く付き合う方法を知ることは重要なのですが、シングルマザーの周りにシンママが集まるのはなぜか、類は友を呼ぶって本当なの?と疑問を感じているあなた。
今回は、シングルマザーの周りにシンママが集まる理由と、これからもシンママと上手く付き合う方法をご紹介します。
シングルマザーの周りにシンママが集まる理由
共通の話題が多い
シングルマザーの周りにシンママが集まるのは、共通の話題が多いからという理由です。
もちろんシングルマザーは、シンママじゃない人達とも話します。
しかし、話をしているうちに、生活のレベルや家庭環境の違いが明らかになり、何となく話が噛み合わなくなってしまいます。
お互いに苦手というわけではないので、顔を合わせれば普通に話をするのですが、当たり障りのない会話内容になります。
一方、シングルマザー同士での会話には、お互いが共感できる内容がたくさんあり、一般的な内容よりも更に踏み入った会話をすることができます。
同じ経験をしているシングルマザーと共感できる話をすると癒されるため、シンママは無意識にシンママを求めてしまうのです。
ちょっとした仲間意識
シンママとしてのちょっとした仲間意識も、シングルマザーがシンママの周りに集まる理由です。
例えば海外留学した場合、周りはみんな外国人です。
全く違う環境の中に一人で入り込むのは、とても居心地が悪いものであり、自分で選んだとは言え、非常に孤独を感じます。
海外留学と同じ様に、自分が決断した離婚の結果ではあるものの、周りとは違うシングルマザーとしての生活を送ることになり、自分だけが周りと違うと感じます。
異国で不安そうな日本人を見つけるのと同じで、シングルマザーがシングルマザーを見つけると、すぐに声をかけてサポートしたくなります。
また、別のシングルマザーを紹介してくれることもあり、シンママ繋がりが広がっていくのです。
居心地が良い
シングルマザーの周りにシンママが集まる理由には、シングルマザーと一緒にいるのは居心地が良いという理由もあります。
旦那や家のローンなどの話題には、シングルマザーは入りづらいです。
相手が気を使ってくることもありますが、気を使われること自体が、シングルマザーにとっては居心地が良くありません。
しかしシンママ仲間は、お互いの生活レベルが似てるため、片方だけすごく裕福であることはありません。
片方にだけ彼氏がいる、というくらいの違いはあっても、生活レベルが大幅に違うということはなく、話をするのに気を使う必要はありません。
経済的なことや子供のことなど、シングルマザーならではの共通の話をすることができるため、非常に快適なのです。
シングルマザーといた方が心地良いという理由で、シングルマザー同士が集まるのです。

同じシンママとこれからも上手く付き合う方法
意見を押し付けない
同じシンママとこれからも上手く付き合う方法の一つ目は、自分の意見を押し付けないことです。
シングルマザーが情報を共有できるのは素晴らしいことですが、考え方は人それぞれです。
子育てにしてもお金のやり繰りにしても、自分のやり方を単なるアドバイスとして言ったとしても、おせっかいだと感じる人もいます。
特に子育てに関しては、性格は子供によって違うため、自分のやり方が相手の子供に最適な方法とは限らないのです。
実際、他のシングルマザーの方針にケチをつけるシンママも結構いるのですが、相手の気分を害するだけでなく、鬱陶しいと思われて避けられてしまう可能性があります。
相手のシンママが明らかに間違えているのでなければ、相手のやり方に口を出すのはやめましょう。
付かず離れずの距離を保つ
同じシンママとこれからも上手く付き合う方法に、付かず離れずの距離を保つという方法があります。
シングルマザー同士だからと絆が強くなりすぎると、相手の生活に必要以上に入り込んでしまうことがあります。
仕事の都合で子供を預かって欲しいと頼まれたり、子供を迎えに行って欲しいなど、仕事持ちのシングルマザーによくあります。
しかし、あなたが絶対にNOと言わないことをいいことに、必ずあなたを当てにするようになるシングルマザーもいるのです。
相手の次第ではあるのですが、あまりにもお願いされることが多い場合、すこし距離を取る必要があります。
自分の子供との生活パターンを守るために、シンママとは適度な距離を保ちながら助け合う様にしましょう。
シンママ同士でも他人
シンママ同士でも他人ということを忘れないことも、同じシングルマザーと上手に付き合っていく方法です。
シングルマザー同士、運命共同体の様に感じてしまうことがあります。
でもいくらシングルマザーであることへの共通点が多くても、全く違う考えを持つ他人であることに変わりなく、シングルマザーとして自分が感じていることを、相手も同様に感じるとは限りません。
例えば、孤独を感じているシングルマザーもいれば、シングル生活を楽しんでいる人もいます。
仕事の都合で学校行事に参加できないと言うシングルマザーもいる一方で、どうしても参加すべきと言うシンママもいます。
シンママなのに共感できないのは合わないからだと決めつけ、せっかくの友情を台無しにしてしまうのはとても勿体ないです。
シングルマザー同士であっても、お互いの考え方には違いがあることを覚えておきましょう。

シンママは味方にもストレスにもなる
類は友を呼ぶというよりも、シンママとしての仲間意識が、シンママ同士を結束させているのです。
同じ境遇の人はお互いの気持ちが理解できるので、シンママ同士上手く付き合うことができれば、シングルマザーの大きな精神的支えとなります。
しかし、シンママとして運命共同体といった感覚を強く持ちすぎると、シングルマザーがストレスの元になることがあります。
程よい距離を保ちながらも、お互いをサポートし合えるシンママ友達を作りましょう。
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