再婚が決まり、嬉しい気持ちの中ですが、実際はいろいろな手続きをしなければならずバタバタした日が続きます。
シングルマザーが再婚する時の手続きや注意点をお伝えします。
子連れで再婚する時に忘れてはいけない手続きですので、ぜひ参考にしてください。
あなた自身の事もそうですが、子供のことも考えながら手続きを踏むと安心です。
シングルマザーが再婚する時の手続きや注意点
入籍届
シングルマザーが再婚するときの手続きや注意点の1つに入籍届があります。
再婚でも入籍をするときには入籍届を出さなければなりません。
役所でもらう書式の通りに記入をすれば特に問題はありませんが、間違いがないようにきちんと確認しながら記入する必要があります。
お互いが再婚の場合には、どちらが筆頭者になるのかという話を事前に決めておかなければなりません。
この時に気をつけなければいけないのは、再婚の場合は再婚と言う欄にチェックを入れなければならないということ。
初婚だと偽って入籍届を出すことはできませんので注意が必要です。
離婚前の苗字などが記載されるかなど、気になる点がある場合には必ず事前に確認をするようにしましょう。
転居や職場や学校の届け出
シングルマザーが再婚するときの手続きが注意点の1つに、転居先や職場や学校の届出といったものがあります。
再婚するにあたり引っ越しをする場合には転居先等の住所変更や届け出が必要になっていきます。
職場や学校も同様で、住所や苗字が変わることで様々な書類を書き直す必要が出てきます。
再婚をするときにはいろいろなものを同時に手続きしなければならずとても大変です。
優先順位を決めて、まずやらなければいけない届けから最初に片付けていきましょう。
郵便物なども手続きをしなければ旧住所へ郵便物がいってしまいます。
早めに郵便局に出向いて手続きをし、郵便物が今いる自分の場所に届くようにしておきましょう。
銀行関係の届け出
シングルマザーが再婚するときの手続きや注意点の1つに銀行関係の届け出があります。
銀行関係の住所変更や名義変更は早めにやっておかなければなりません。
お金に関わる事は住所や電話番号、名前等が違うと手続きにとても時間がかかってしまいます。
この手続きを後回しにしてしまうと、学校関係の口座の引き落としでスムーズに行かなかったり、お給料の振り込み等でもややこしくなってしまいます。
クレジットカード等も同様で、名義変更や明細書等の住所変更は早めに済ませておくようにしましょう。
保険や免許証等の名義変更
シングルマザーが再婚するときの手続きと注意点に保険や免許証等の名義変更があります。
お互いが加入している生命保険などは早急に確認し、いちど会社に問い合わせを入れてください。
きちんと話し合いをして、どちらかが亡くなった時の保険金の受け取り人を決めておきましょう。
そして現時点での受け取り人からの変更を早めに行っておく必要があります。
お金関係の事は後々揉めることにもなりかねませんので、きちんと話し合い、お互いが納得いくような手続きをすることをお勧めします。
運転免許証はバタバタしていると忘れがちになりますが、警察署に出向いて早めに変更をしましょう。
戸籍関係
シングルマザーが再婚するときの手続きと注意点の中に戸籍関係のことがあります。
戸籍関係の事は1番大切な手続きと言ってもいいほどに、内容もややこしくなっています。
まずはお互いの戸籍が今どうなっているのかを確認するところから始めてみましょう。
過去のことを相手に知られるのはあまり気持ちのいいものではありません。
まず自分の戸籍がどうなっているのか確認しておきたいと思うのであれば、1人で役所に出向き戸籍を確認しておくことをおすすめします。
離婚前のことが全て載っている戸籍謄本。
確認した後、相手に知られたくないことがある場合は戸籍を除籍する手続きをとれることもあります。
除籍をする手続きはやり方等が年々変わってくる場合がありますので役所の担当者に確認してみるようにしましょう。
子連れ再婚の場合の様々な注意点
シングルマザーが再婚するときの手続きと注意点で子連れ再婚の場合の様々な注意点をお伝えします。
子連れ再婚となると色々と気をつけなければならない手続きや注意点が出てきます。
まずは先ほどもお伝えした通り、あなたの戸籍が今どうなっているのかを必ず確認してください。
あなたが離婚する前に住んでいた住所や元夫の名前等全てのことが戸籍謄本には載っています。
子供の戸籍が今どこにあるのかもきちんと確認してください。
離婚時に籍を抜いただけでは子供の戸籍はあなたの所に入らず、元夫の戸籍に入ったままになっています。
また、離婚時に旧性に戻さず、今でも元夫の姓をそのまま引き継いでいる場合は、もう一度離婚をしてしまった場合旧性に戻すことができません。
もしこの再婚がダメになり、もう一度離婚をした際にはそのままの苗字を引き継ぐか、元夫の性に戻さなければならなくなります。
再婚をする前には、家庭裁判所の手続きを踏んで旧性に戻しておくことも考えておきましょう。

再婚をする前には必ず下調べをしましょう
離婚や再婚といった役所関係を挟む手続きをする場合には必ず下調べをして、わからないことがあれば直接確認するようにしましょう。
役所関係の手続きは複雑で、面倒臭いことも多くありますが、書面上の事は後から取り消すことができず、あの時こうしとけばよかったなと後悔することも多いです。
子供が大きくなると自分で戸籍を取りに行き、いろいろなことが発覚してしまうケースも少なくありません。
再婚相手や子供に伏せておきたいと思うことがあれば、役所の方の指示に従い適切な対処をしてください。
手のかかる作業ではありますが、将来のあらゆることを考え、みんなが嫌な気持ちにならないような対策をすることをお勧めします。
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