雨の日は外にも行けず子どももお母さんもストレスが溜まってしまいます。
そんな時に家の中で楽しく親子で遊べる遊びを知っていれば、子どもと楽しく遊ぶことができます。
知らないとお互いにイライラして雨の日は最悪な日になってしまいます。
そうではなく雨の日も楽しく過ごせるようにしましょう。
また、最近はコロナ禍で晴れていて公園に行きたいのに行けないこともあります。
庭がある家なら庭で遊べばいいですが、全員がそうではありません。
そんな時にも室内で楽しく遊べる方法を知っていれば役に立ちます。
今回は、現役保育士の「あきちゃん」が経験を元にお伝えしていきます。
是非、参考にしてみて下さい。
室内でも子どもと一緒に楽しみましょう。
室内で楽しく子供と遊ぶ方法
新聞遊び
保育園での雨の日の定番といえば「新聞紙遊び」になります。
0歳から楽しめるのが良いところなので、兄弟と一緒に楽しむことができますよ。
0歳はお母さんがちぎっているのを見て楽しんだり、新聞紙を触って楽しむことができます。
1歳から3歳まではちぎる、丸める、折るなど手先を使って遊ぶことができます。
ハサミを練習したい時は、新聞紙を切るのも子どもは楽しいです。
4歳から6歳は新聞紙で服を作って何かに変身して楽しむこともできますし、新聞紙を使って少しルールのある遊びをお母さんと楽しむことができます。
このように遊び方が1つではないのでお母さんが考えてあげれば永遠に遊ぶことができます。
しかし、注意しないといけないのが「片付け」です。
新聞紙をちぎって遊ぶとどうしても新聞紙がたくさん増えてしまいます。
その新聞紙をゴミと思わずに子どもが遊んでいる玩具だと考えてあげましょう。
ゴミだと考えるから「汚い」「片付けしないと」と思ってしまい子どもに「片付けしてよ」「捨ててよ」と言ってしまいます。
そうではなく「この新聞紙どうする」「何かに入れてみる」と子どもに提案してあげると子どもは片付けも1人でしてしまいます。
お母さんの言葉1つで子どもはなんでもできてしまいます。
子どもが最後まで楽しく遊べるように言い方を変えてみましょう。
トランプゲーム
トランプはルールが難しいからある程度大きくならないと一緒にできないと思っている人が多いですが、2歳からでもトランプは楽しめます。
今あるルールを必ず守らなくてもいいのです。
子どもの年齢に合わせてあげればいいんですよ。
例えば、真剣衰弱は裏返しているカードの中から2枚めくり同じ数字を当てればいいというルールです。
これは「同じ」という意味が分かっている子どもならみんな出来ます。
ただ、52枚のカードの中から見つけることが難しいので、10枚とカートの数を減らせば簡単になります。
これなら2歳の子どもも楽しめますし、子どもに数字を教えてあげるきっかけにもなります。
子どもは興味を持たないと「知りたい」と思わないので、お母さんが興味を持たせてあげることが大切になります。
またお母さんが「まだできない」と決めつけることは子どもの可能性を潰してしまっています。
出来るかもしれないと考えていろんなこと一緒にしてみましょう。
子どもは出来なかったことが出来るようになるのが楽しいと感じます。
また、お母さんは「こんなことができるんだ」と子どもの成長を感じることもできますよ。
なのでトランプをしたことがない人は是非子どもとしてみましょう。
おうちでお祭り
コロナ禍になり、お祭りを知らない子どもが多くなっています。
昔は夏には屋台が出てそこでお金を出して食べ物を買ったり、昔の遊びで遊んだりと経験することができていましたが、今はその経験が出来なくなっています。
なので、家でお祭りを再現してみましょう。
全部するのはお母さんもしんどくなってしまうので、出来る範囲でいいので計画してみましょう。
例えば、屋台の食べ物も子どもが好きな物を作ってあげて、それを紙で作ったお金で買って食べるだけでも子どもは楽しいです。
お金は子どもに作って貰い、お母さんは食べ物を作るという役割分担をすると全部準備しなくていいので一緒に楽しむことができます。
準備段階から子どもと楽しむことができるので「おうちでお祭り」はおすすめです。
子どもは頼まれると嬉しくなって色々手伝ってくれるのでお母さんも助かります。
また、役割を与えてあげることも子どもにとってはいい刺激になりますよ。
他にも雰囲気作りに、浴衣を着ることもおすすめです。
子どもはお祭りに行かないと浴衣なども着る機会がないのでこういう時に着せてあげる経験も大切になります。
外でしか出来ない経験を家ですることは貴重な体験です。
是非、子どもとの夏の思い出にしてみて下さい。
おうちで映画館
映画館は、2時間集中出来ない子どもにとって難しいこと。
いくら子どもが好きだから「観たい」と言っても実際に映画館に行くと、飽きてしまいお母さんも疲れてしまうというパターンがあります。
なので外に出られない時は「おうちで映画館」をしてみましょう。
家なら子どもが映画に飽きたら辞めたらいいので、お母さんも疲れないし子どもも好きな時に辞めれるので楽にできます。
子どもには「テレビばかり見て欲しくない」「玩具で遊んで欲しい」とお母さんは思いがちですが、映画には映画のいいとこがあります。
玩具とはまた違う刺激で子どもにいい影響を与えることもあります。
集中力がつくこともありますし、実際に経験出来ないことを疑似体験することもできます。
また、映画といえば「ポップコーン」です。
子どもの好きなポップコーンをカップに入れてあげることで雰囲気が出て楽しくなります。
これだけで子どもは楽しいと感じるのです。
他にもおうち映画のいいところは、お母さんもゆっくりと過ごすことができるところです。
「休日だから何かをしてあげないと」「子どもを楽しませてあげないと」と思わなくてもいいんですよ。
お母さんだって休日なのですからしっかり休みましょう。
おうちでピクニック
子どもは環境が変わるとワクワクして楽しくなります。
しかし、家で環境を変えるとなると場所も限られているので難しいこともあります。
ここで簡単に楽しめるものが「おうちピクニック」になります。
例えば、簡単なテントを家の中に建てて、その中で昼ごはんを食べればそれはピクニックになります。
外に行かなくてもピクニックは簡単に出来ます。
テントを建てるスペースがないのならレジャーシートを敷いてその上で昼ご飯を食べても楽しめます。
おうちピクニックは、自分の家で出来る範囲のことをしたらいいのですよ。
環境が変わるだけで、いつもと同じ物を食べていても楽しく過ごせます。
1つ環境を変えてあげるだけで子どもは楽しんでくれます。
他にも、ひと工夫したいなら昼ごはんを子どもと一緒に作ることもおすすめです。
簡単なサンドイッチやおにぎりなど子どもと一緒に作れる物を作って一緒に食べるとさらに楽しいです。
子どもと遊ぶ方法は色々あります。
クッキングもその1つなので是非試してみましょう。

子どもと何をしたいか一緒に決める
今回は室内で子どもと楽しく遊ぶ方法をお伝えしました。
子どもの年齢や興味のある物によって何をするかが決まってくると思いますが、子どもがある程度大きいなら「今日何をしたいか」を一緒に決めるもの楽しいですよ。
子どもの発想力は大人より柔軟で面白いです。
子どもが「〇〇したい」というならそれを叶えてあげることも大切になります。
しかし、室内でできることは限られているのでなんでもしてあげることはできません。
そこで子どもに「これは出来ない」というルールを伝えておきましょう。
そうすれば室内で出来ることを子どもは子どもなりに考えてくれます。
また、お母さんとのいいコミュニケーションにもなるので「何がしたいか」一緒に考えてみましょう。
室内で楽しめる方法がきっと浮かびますよ。
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