子供と2人で生活をしていると、日々の忙しさの中で時間があっという間に過ぎていってしまいます。
子供にご飯を食べなさなきゃいけない、お風呂に入れなきゃいけないとやらなければいけない事を考えると、子供と向き合う時間はそれほど取れていないことも多いです。
子供の顔色がいつもと違う、子供の様子がいつもと違うと気づいたときにはもう問題は進んでしまっていることもあります。
いざと言う時に慌てないように、常に子供の気持ちを確認しなくてはなりません。
どんなふうに子供の気持ちを聞き出せばいいのか慌てないように、日頃から、子供の気持ちを引き出す方法知っておく必要があります。
子供の気持ちを知っておくことで、親子関係を深める大きな絆につながります。
今回は子供の気持ちを聞き出す方法や、親子関係を深めるテクニックをじっくり探ってお伝えしていきます。
シングルマザーが子供の気持ちを聞き出す方法
まずは子供の行動をしっかりと見る
シングルマザーが子供の気持ちを聞き出す方法としてまずは子供の行動をしっかりと見ることが大切です。
忙しく毎日を過ごしているシングルマザーにとって、子供が日々どういう風に過ごしているかを把握することは簡単ではありません。
当たり前の毎日に流され、子供の変化を見落としてしまう場合もあります。
あなたにとっては小さな事でも、子供にとっては頭を悩ましてしまうような出来事が日常には溢れかえっています。
まずは子供が毎日どういう風に過ごしているのかを確認してみてください。
1日をどのように過ごしていたのかを聞きながら、子供が誰と仲良くしているのか、学校や保育所の先生との関係は良好なのかなど、少しずつでいいので毎日の行動を把握するように心がけてください。
普段の会話から少しずつ本題に移す
シングルマザーが子供の気持ちを聞き出す方法として普段の会話から少しずつ本題に移すといったことがあります。
子供が1日どのように過ごしているのかが把握できてくると、自然と子供の方から普段の様子を話してくることも多くなってくるものです。
忙しいシングルマザーにとって、子供との時間を長くとるのは難しいかもしれませんが、子供の過ごし方を把握できていれば、普段の会話の中から、少しずつ子供の気持ちを聞き出す方法がわかるようになります。
あなたの方から聞きたいことがあるのであれば、普段の会話の流れから少しずつ本題に移し、子供の様子を探りながら気持ちを聞き出してみてください。
自分から言いづらいことでも、うまく会話の流れに乗って、本題に移すことができれば、子供もペラペラと話をしだす傾向にあります。
困っている様子があれば率直に聞く
シングルマザーが子供の気持ちを聞き出す方法として、明らかに困っている様子があれば率直に聞くやり方があります。
明らかに子供に困っている様子があれば、「どうしたの?何かあった?」と率直に聞いてみてください。
子供の気持ちに寄り添って、状況を見ながら、気持ちを引き出すことも大切ですが、のんびりしていると、取り返しがつかないような状況になることもあります。
子供が困っている様子が目に見えて伝わる場合には、親なのですから、そこは躊躇なく、子供に問いただしてみてください。
1日の大半を学校や保育所で過ごす子供にとって、学校の事や、友達関係の悩み事は、大人が思う以上に、とても重要なことです。
率直に子供に聞くことで、早い段階から子供の悩みを解決してあげられることもあります。
必要であれば、学校や先生などにも相談し、早い段階で子供の悩みをとってあげることが大切です。

シンママの親子関係を深めるテクニック
少しの時間でも子供の目線で対応する
シンママの親子関係を深めるテクニックとして、少しの時間でも子供の目線で対応することを心がけてください。
時間のないシングルマザーにとって、子供の相手をするというのはらとても大変なことであり、ストレスになることもあります。
ただ、親子関係を深めるには、やはり子供との時間を少しでも作らなければなりません。
限られた時間の中で1日の業務をこなさなければならないと思うシンママは、子供への対応がどうしても自分目線になってしまうことがあります。
同じ時間を使っていても、自分目線の対応では、子供は満足しないこともあります。
子供との時間を共有するときは、必ず子供の目線に立って10分でも15分でもいいので、子供の気持ちを汲み取ってあげる努力をします。
お風呂や食事の時間を有効に使う
シンママの親子関係を深めるテクニックとして、お風呂や食事の時間を有効に使うといったことがあります。
シンママと一言で言っても、働く時間や使える時間は様々で、子供と向き合える時間もみんな異なりますす。
帰る時間が遅かったり、帰ったらすぐに夕飯の支度をしなければならなかったりというのは、シンママにとって当たり前の日常です。
親の協力が得られるか、えられないか、によっても全く状況が異なってきます。
時間の限られたシンママにとって、どの時間を使って子供と向き合うかというのはテクニックがいることです。
一緒に食事をする10分の間、お風呂に一緒に入る10分の間、その間だけでも、しっかりと子供と向き合うと決めてあげることで、子供の満足度は全然変わっていきます。
ご飯もお風呂もさっさと済ませ、早く子供を寝かせたいと思うのはとても理解できますが、この10分の時間を大切にすることで、これからの子育てが大きく変わっていきます。
寝る前までの少しの時間を大切にする
シンママの親子関係を深めるテクニックとして、寝る前までの少しの時間を大切にするといったことがあります。
帰りが遅いシンママの中には、ご飯もお風呂も実家に任せてしまっていると言う場合も多いです。
ご飯もお風呂も全て終わらせてもらい、後は連れて帰って寝るだけ、と言う毎日を過ごしているシングルマザーの家庭をよく耳にします。
子供にとって、おじいちゃんやおばあちゃんと共に過ごす時間は、それはそれでかけがえのないものです。
しかし、やはりお母さんはお母さんです。
おじいちゃんやおばあちゃんと、楽しい時間を過ごしたから、お母さんと話さなくても良いと言うわけではありません。
お母さんだから話せることや、お母さんに話したい思いは必ず抱いています。
最後に取れる時間として、寝る前の数10分があります。
1日の出来事を聞くのでも良いですし、クイズを出し合ったりして遊ぶのもとても喜びます。
子供がお母さんと楽しい時間を過ごせたと思いながら1日を終えることが大切です。

時間が無いなりに、テクニックを使うことができる
シングルマザーは時間がありません。
時間がないから子供をないがしろにしていいと言うわけでもありません。
あなたがどんなに忙しくしていようと、子供のためにお金を稼いでいようと、それが子供に伝わるのは何十年も先のことなのです。
今日あったこと、今あったこと、自分の思いを、今あなたと共有したいと思うのは子供の本音です。
時間がないなりのテクニックを使い、1日のどこかで、子供としっかり向き合える時間を作るのも、シングルマザーの大切な仕事です。
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