シングルマザーにも恋愛がしたいと思う時は当然あり、素敵な相手と恋をして幸せになりたいと夢を思い描き願うことがあります。
しかし、シンママが恋愛において気をつけなければならないのが“信じていたのに騙された”“遊ばれて捨てられた”という道に進まないよう、その恋を見極めること。
恋をしたシンママの中には「浮気相手として思われていた」「尽くしていたのに重たく思われていた」など、相手にとって都合よく扱われていたり思いの違いが生じて恋愛に失敗したという声があります。
それは「シンママは苦労しているから優しくしたら騙されやすそう」「都合の良い関係で飽きたら捨てればいい」と考える男性は少なからずおり、そういった遊び半分な男性に本気で恋をして騙されてしまったから。
今回は“騙されやすいシンママ”の恋をして捨てられる特徴と幸せになれる恋愛方法をご紹介いたしますので、恋愛で失敗経験のある方や不安を持っている方はご参考下さい。
騙されて辛い思いをしないよう自分を見つめ直し、幸せを掴むための方法を一緒に見つけていきましょう。
シンママは騙されやすい…恋をして捨てられる特徴
尽くしすぎる母親タイプの人
尽くしすぎる母親タイプの女性は、恋をして捨てられるシンママの特徴として挙げられます。
シングルマザーは「母」という存在であり身に沁みついた役割でもありますから、特に意識せずともついつい子供以外の相手に対しても世話を焼いてしまう女性は多いもの。
食事や洗濯や掃除など、家事全般は普段からしていることですから“母”としての血が騒いで「こんなこともできないの?」「仕方ないわね」と何でも手を出してしまい、「面倒だな」「上手くできないよ」なんて聞いてしまえば俄然やる気が出てくるのです。
しかし、シンママ自身は何気ない日常の行動と思っていても、その頻度や世話焼き加減が積み重なれば知らず知らずのうちに“尽くしすぎる女”と化していることも少なくありません。
恋をした相手に対して「良い女アピールがしたい」「家庭的な姿を好きになってもらいたい」と考えるのは理解できますが、男性からすれば始めは好意的に見えていても時間が経てば「あれこれ手を出されて鬱陶しい」「女と言うよりオカンだな」という印象が強くなるのです。
まるで母親のような存在となったシンママは男性にとって女性として意識する対象から外され、「女として見れない」という理由から捨てられてしまいます。
尽くしすぎる母親タイプの女性は一見“家庭的な女性”ともとれますが、「気づかぬうちにオカン認定されて捨てられた」というパターンの失恋談が多いのが特徴です。
内向的で恋愛経験が浅い
内向的で恋愛経験が浅いシンママは騙されやすく、恋をして捨てられる可能性が高いと言えます。
内向的な性格であれば人との付き合いが苦手な人が多く、加えて恋愛経験が浅ければ男性との関りに慣れていないので男の習性や考え方を読めるスキルを持ち合わせていません。
その為、いくら結婚歴があったとしても関わった男性の人数が少なければ偏った男性像でしか判断できず、恋をしても彼の言ったことをすべて鵜呑みにしてしまいます。
恋愛の経験値が低ければ「君が一番だよ」「一緒に居てこんなにも居心地が良いのは始めて」なんて言葉をかけられるだけで彼の言葉に心躍り、不審な行動があったとしても「彼には私だけ」「彼を信じているから」と疑うこと知らないシンママは騙されるのです。
遊び半分な男性からすれば内向的で恋愛経験の浅いシンママは正に“良いカモ”。
「シングルマザーとして苦労しているから優しさに飢えているはず」「大人しいから何でも信じてくれそう」などと都合のいい相手としてシンママを狙う人もいるのです。
そんなシンママの恋愛は成就するはずもなく、待っているのは“遊ばれて捨てられる最悪の未来”
対人関係や恋愛経験が浅く人を見る目が養われていなければ言葉や態度に惑わされ、恋愛だけでなく交友関係でも騙される可能性が高くなります。
人や物に対して耽溺する人
人や物に対して耽溺する人も、騙されたり恋をして捨てられるシンママの特徴です。
耽溺とは一つのことに夢中になって他を試みないことを指しますが、シンママの中には日々の苦労やストレスから男性やお酒であったりと何かで気を紛らわせたいと思う女性が少なからずいます。
子供が第一であることはわかっていても人には弱い面も必ずありますから、困難や苦悩から逃げたくなる時はあるもの。
人や物に耽溺する人は対象が恋をした男性であればどんな相手であっても信じてのめり込んでしまい、執着に似た状態とも言えます。
恋した相手に溺れるシンママは「私には彼しかいない」「彼の言葉を信じている」と彼のことでいっぱいになり、男性から「重たい女」と思われて捨てられることや「丁度いい遊び相手」として騙されてしまうのです。

シングルマザーが幸せになれる恋愛方法
自分を客観的に見つめ直す
シングルマザーが幸せになれる方法として、「自分を客観的に見つめ直す」ことが挙げられます。
恋をすれば盲目になる人は多くいますが、冷静に自分や周囲を見られる人は案外少ないもの。
恋をすれば誰だって相手のことを四六時中考えてしまい、彼の気持ちや2人の関係性、お互いのこれからのことが頭の中を占めて一杯一杯になります。
しかし、シンママが幸せな恋愛を手にするためには「自分自身が彼に依存しすぎていないか」「母親として子供のことを優先できているのか」「彼の人間性をきちんと理解しているのか」など、自分を客観的に見つめ直すことが大切です。
恋愛している本人は夢中になりすぎて見落としている自分の行動や子供の気持ち、彼が真剣に交際する意思があるかの見極めなどは、客観視してみないことには間違いがあっても気づくことが出来ません。
また周囲のアドバイスも貴重な判断基準となり、他者の声に耳を傾けることで自分と子供が幸せになれるヒントが隠されているケースもあります。
幸せな恋愛がしたいのであれば恋に溺れるのではなく冷静に自分を見つめ直してより良い選択をしていきましょう。
我が子の意志を最優先に考える
我が子の意志を最優先に考えることで恋愛と子供の両方の幸せを叶えることが出来ます。
シングルマザーにとって何よりも大切なのは子供ですが、恋愛によって自身の幸せを求めてしまうと我が子の意志と自分の気持ちとの間で悩む女性は多いはず。
恋愛で悩むシングルマザーにとって“子供の気持ち”は大きな問題。
いくらシンママと彼の相性が良くても子供と彼が上手くいかなくては恋愛はそこで止まったまま、最悪の場合は関係の破綻や子供にも精神的な影響を及ぼすことにもなりかねません。
彼を本気で思って愛しているのならば、まずは我が子の意志を最優先に行動しましょう。
急いで関係を縮めようとすれば子供は母親や環境の変化についていけませんから、我が子のペースで彼との恋愛も進めるのが大切。
我が子の意志を最優先に考えて行動すれば子供も気持ちの整理がつけば自ずと受け入れてくれますから、子供と共に幸せを掴むことが出来るのです。
また、子供の意志を尊重することでシンママ自身にも気持ちを整理できる時間と心の余裕となり、彼への思いを改めて実感できる機会となります。
恋愛を結婚のように重く捉えない
恋愛を結婚のように重く捉えないことが、シングルマザーが幸せになる恋愛方法の一つ。
シングルマザーが恋愛で悩む際、「子供には父親という存在が必要かも」「付き合ったら結婚も考えないといけないかな」「前の結婚は上手くいかなかったから不安」という“恋愛=結婚”に結びつけてしまう間違った考え方をする人がいます。
確かに結婚は恋愛をしてから段階を経て形となるものではありますが、シンママが恋愛をしたからといって再婚しなければならないという理由はありません。
その時にお互いの気持ちや立場と環境が揃った上で決めれば良い事であって恋愛は別問題。
恋愛を結婚のように重く捉えていては心から相手を思って自分の気持ちをさらけ出すことが出来ませんから、なかなか思うことが言えずに恋愛も上手くいきません。
恋愛の形は人それぞれ違い、それは幸せも同じ。
結婚ばかりに気を取られず、自分が思い心が求める形へ進むのがシンママが幸せに向かう第一歩となるのです。

騙されないためには冷静さを忘れない
「自分にも支えが欲しい」「幸せな恋愛がしたい」と考えるのは母であっても持つべき素敵な考えですが、シングルマザーの恋愛は簡単なものではありません。
シングルマザーとして一人で子供を支えていれば困難な出来事も数多くあり、恋愛でも環境と生活が独り身とは違って苦労する面があるもの。
恋愛で騙されやすいシンママは恋をする相手にも問題があるかもしれませんが、積もり積もった孤独感や承認欲求が強くなれば判断力が低下し、自分自身と周囲が見えていないことが大きな原因となるのです。
相手を見極められなかったり夢中になり過ぎて自分を見失えば騙され傷つく恋愛を繰り返してしまいます。
この記事では騙されやすいシンママの特徴と幸せになれる恋愛方法についてお話ししましたが、恋愛で騙されないためには冷静さを忘れないことが大切で、常に一歩引いたところから相手を見極めて自信を見つめ直さなければなりません。
溺れるような恋に憧れないわけではありませんが、シンママには大事に守り抜く子供がいるのですから現実的で節度のある恋愛が望ましいと言えます。
子供と共に幸せになるにはあなたの冷静な判断と選択が不可欠。
今回の内容を参考に、ぜひあなたの恋愛傾向や考えを改めて見直すきっかけにしてみて下さい。
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