いまだに就職面接で「お子さんの具合が悪くなったらどうしますか?」と聞かれることがあります。
シングルマザーとして子供を育てていれば、急な体調不良はよくあることです。
そのためにどのような対処をするか考えなければなりません。
頼れる身内がいるシングルマザーばかりではなく、自分で対処しなければならないといったシングルマザーが多いのも実情です。
そんな時のシングルマザーの対処法と体験談をご紹介します。
事前に対処法を知っておくことで急な質問にも冷静に対処することができます。
就職面接で「子供の具合が悪くなったらどうしますか?」と聞かれた時のシングルマザーの対処法
身内に協力をお願いすると伝える
就職面接で「子供の具合が悪くなったらどうしますか?」と聞かれたときのシングルマザーの対処法は、身内に協力をお願いすると伝えることです。
就職の面接で内定を勝ち取るためには、会社の戦力になるような働き方をすることが大切です。
小さな子供がいることにプラスして、シングルマザーであるというのは、状況的には有利とは言えないものの、伝える言葉や対応1つで内定を勝ち取る事は可能となっていきます。
会社にとって必要であろう人材に、急に休まれてしまうと言うのはとても大きな穴となります。
実際に子供の具合が悪くなったら、その時の状況によってはあなたが早退しなければならないかもしれません。
しかし、頼れる身内がいるのであれば、出来る限り身内に協力をお願いすると言ったことを強く伝えましょう。
なぜなら、まずは面接に受からなければ働くことができないからです。
嘘をつくのではなく、あらゆる選択肢を考えた上でできるであろうことを伝える事は大切です。
出来る限り休まないように対処すると伝える
就職面接で「子供の具合が悪くなったらどうしますか?」と聞かれたときのシングルマザーの対処法は、出来る限り休まないように対処すると伝えることです。
就職面接で子供の具合が悪くなったらどうしますか?と質問するのは会社側からすれば聞かなければならない当然の義務です。
シングルマザーのあなたにだけではなく、小さな子供を持つ母親すべてに質問していると捉えてください。
会社にとっては、決められた日時をしっかりと勤務してくれる人を選ぶのは当然のことと言えるからです。
では、あなたができる限り休まないように対処すると企業側に伝える理由が何なのか気になります。
それは、その時の状況はその時でなければあなた自身にもわからないからです。
会社に行かなければならない日に、子供の体調が悪くなれば、あなたも安易に休もうとはせず、どうすればいいのか必死に考えるはずです。
悩んだ挙句、誰も見てくれる人が見つからず、休まざる負えないこともあるかもしれません。
しかし、休まないようにしようと思うあなたの気持ちはしっかりしていること、状況はその時になってみなければわからないと言う事はハッキリしています。
就職面接では出来る限り休まないように対処するとしっかりとした面持ちで答えてください。
初めから頼れる人はいないとはっきり伝える
就職面接で「子供の具合が悪くなったらどうしますか?」と聞かれたときのシングルマザーの対処法は、初めから頼れる人がいないとはっきり伝えることです。
先ほど、会社は決められた日時をしっかりと勤務してくれる人を選ぶと伝えましたが、もしもあなたに頼れる身内が本当にいないのであれば、初めから頼れる人がいないとはっきりと伝えておきましょう。
子供の具合が悪くなるたびに、どうしようどうしようと考えるのは精神的にもとても辛いものです。
もう自分しか子供を見る人がいないとはっきりわかっているのであれば、そのことを事前に伝えておくことで、いざと言う時に、早退をするまたは休むと言う事を、周囲が既に理解してくれていると言う状況になります。
初めから頼れる人がいないと伝えると、就職の面接の段階で不利だと思うかもしれませんが、その辺は仕方がないことだと考えを変えるようにし、面接に挑んでください。
就職面接で「子供の具合が悪くなったらどうしますか?」と聞かれた時の対処法
自分の気持ちを素直に答えたA子さん
就職面接で「子供の具合が悪くなったらどうしますか?」と聞かれたときの体験談は、自分の気持ちを素直に答えたA子さんのお話です。
シングルマザーで3歳の子供を持つA子さんは、就職面接で子供の具合が悪くなったらどうしますか?と聞かれたときにどのように説明しようか少し考えました。
最初は、どのようにしたら内定をもらえるかと言う事ばかり考え、会社にとって都合の良い答えを出さなければいけないと思ったからです。
幸い、A子さんのご両親は健在で、何かあったときには子供を見てくれる環境でもありました。
しかし、A子さんは考えた後、自分の気持ちを素直に答え、頼れる身内はいますが、時と場合によっては自分で子供を見ることになるかもしれませんと答えたそうです。
いくら頼れる身内がいても、子供のその時の状態によっては、自分以外では具合の悪い子供の面倒が見れないと言う場合もあります。
そのように素直な気持ちを伝えることで、自分がどのように子供の面倒をみながら働いていきたいかをしっかりと面接で伝えることができたそうです。
その時の状況で判断したいと伝えたB子さん
就職面接で「子供の具合が悪くなったらどうしますか?」と聞かれたときの体験談は、その時の状況で判断したいと伝えたB子さんのお話です。
B子さんは小学生の子供がいるシングルマザーです。
就職面接の時、子供の具合が悪くなったらどうしますか?と聞かれ、その時の状況で判断したいと伝えました。
その理由は、頼れる身内はいるものの、毎回どのような時も子供を見てくれる環境にいるわけでは無いからです。
B子さんの身内は、仕事を持っており、子供の具合が悪くなったときに必ずしもすぐに駆けつけてくれるとは限りません。
B子さんの面接した職場は、B子さんの子供が通う小学校から程近い場所にありますが、B子さんの身内が働く職場は小学校からとても遠いのです。
このような状況を踏まえて、子供の具合や緊急性等を考え、その時の状況で判断したいと伝えたのです。
事前にこのように伝えておくことで、もしものときには会社側に説明しやすくなり、休んだり早退したいと伝えたときの周囲の反応もまた違ってくるのです。
できれば早退を希望すると伝えたC子さん
就職面接で「子供の具合が悪くなったらどうしますか?」と聞かれたときの体験談は、できれば早退を希望すると伝えたC子さんのお話です。
C子さんは小学生の子供を2人持つシングルマザーです。
C子さんは就職面接で子供の具合が悪くなったらどうしますかと聞かれた時、できれば早退を希望するとはっきりと伝えました。
C子さんには頼れる身内が近くにはいないことと、子供に喘息の持病があると言う理由で、子供が体調不良のときには自らが子供の看病をしたいと言う強い思いがありました。
身内でも、持病があったり本当に具合が悪く、ぐったりしているときにはなかなか面倒を見ることができません。
やはり、いつも子供のそばで子供の体調を管理している母親でなければわからないことやできないことがあるからです。
C子さんの子供は、軽い喘息の症状から大きな発作に発展するまでの形が分かりづらく、C子さん本人でないと面倒は見られないという思いを常に持っています。
それが理由で面接で不利になり、不採用になってもそれはそれで仕方がないことだと理解しています。
幾度と無く面接を受けて、C子さんの強い思いを少しでも理解してくれる会社を探し続けようと思っているのです。


状況は人によって違う
仕事をしなければならない切羽詰まった状況で、面接に受かるかどうかは最初の大きな壁です。
子供の具合が悪くなったら対処法がないと思うシングルマザーも多いものです。
就職面接に受かるためには、頑張れば自分にできそうなことと、どうしてもできない事を明確にする事が大切です。
就職面接は最初の突破関門ではありますが、内定をもらった後にはその職場でずっと働き続けることになります。
できないことを無理にできると言ってしまうのも今後の自分を苦しめる結果になりかねません。
難しく考えてしまうと、なかなか一歩踏み出さなくなってしまうので、できることはできる、できないことはできないと分けて考えるようにし、自分にとっての最良な働き方を考えるようにしましょう。
最初に頭で考えていると、自分にはできないと思うかもしれませんが、働きだしてしまえば、周囲の手助けや、自分の力でどうにかやってこれるものです。
体験談を参考にしながら、今の自分に何ができるのかをゆっくりと考えていきましょう。
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