小学生の子供がいて離婚を考えているけれど、「離婚する」と子供に伝えたらどうなるのか、どういう影響があるのか不安に思っているあなた。
離婚することで、小学生の心理にどう影響があるのか、正直な気持ちをどういう形で表すのか気になる方も多いはずです。
こちらでは、母親が離婚について伝えた時の小学生の素直な気持ちをご紹介します。
小学生の子供の正直な気持ちをどう受け止めたらいいのか、しっかり理解することが重要です。
あなたや子供にとって、幸せになるための方法の参考にして下さい。
母親に「離婚する」と言われた時の小学生の子供の心理とは
両親の離婚は、自分のせいかもしれないと自己嫌悪に陥る
母親に「離婚する」と言われた時の小学生の子供の心理には、自分のせいかもしれないと自己嫌悪に陥ることがあります。
わが子の将来のことで、夫婦の意見が食い違うというのは、一般的にもよくある話です。
ただ、これが日常的に続いて、結果的に離婚することになった場合は、子供の心の中に「自分のせいで?」という疑問と不安が過ることもあります。
夫婦でしかわからない離婚の理由は、小学生の子供には理解できないため、表面上での情報を理由としてしまうのです。
感受性豊かな子供ほど、自分のことで喧嘩を繰り返している両親の姿が思い出され、「自分のせいで離婚するんだ」と自己嫌悪に陥りやすいのです。
子供が、理解出来る言葉で「離婚するのは、決してあなたのせいではない」ということや話せる範囲で離婚の理由を話すことで、子供の自己嫌悪が解消されます。
「引っ越ししたくない」「転校したくない」という不満
母親に「離婚する」と言われた小学生の子供の心理には、「引っ越ししたくない」「転校したくない」という不満があります。
離婚を小学生の子供に話したときに、「転校する」「引っ越しをする」ことも一緒に伝えるケースがあります。
小学生の子供にとって学校は、自分の知っている唯一のコミュニティで、それがなくなることの不安感は、はかり知れません。
よく、子供は違う環境にすぐに順応するなどと聞くことがありますが、全ての子供に当てはまるわけではありません。
環境の変化に不安があるのは、あなたも同じですし、それ以上に子供はもっと不安です。
親子で時間をかけ、少しずつ生活環境になれることや子供の些細な変化に気付いて声かけが必要なことを理解しておくことも大切です。
家族みんなで一緒に暮らしたいという願い
母親に「離婚する」と言われた時の小学生の子供の心理には、このまま家族一緒に暮らしたいという願いがあります。
夫の不倫が原因などで、突然離婚する場合は、小学生の子供に離婚の理由まで話す事ができず「明日からパパとは住めないから」と告げる場合もあります。
その状況で「どうしてパパと一緒にいられないの?」という疑問と「このままみんなで一緒に暮らしたい」と泣き出す子供も。
家族との思い出があるからこそ、家族がバラバラに暮らすことに納得ができず、一緒にくらしたいと願うのです。
離婚後の面会日を、少しでも多く作るなど考慮してあげることも方法のひとつになります。
また、離婚する時子供に「パパとママとどっちが好き?」などと確認するケースも多くあるのが事実です。
これは「親権をどちらが持つ方が子供にとって幸せなのか?」という親の配慮ですが、子供にとっては辛い選択となります。
小学生の子供にとって、父親も母親も血のつながりのある大切な家族で、どちらかを選ぶことはできません。
どちらかを選ばせる行為そのもので、子供の心を傷つける可能性もあります。
もしも、どちらかを選択できたとしても、その後その選択に悩まされる子供も多くいるのです。
子供が希望を言わない可能性もありますから、最初から聞かないことが無難な配慮とも言えます。
両親が不仲な姿を見なくても良いという安心感
母親に「離婚する」と言われた時の小学生の子供の心理には、これから先、両親の不仲な姿を見なくても良いという安心感があります。
子供にとって一番辛い事は、夫婦の不仲によって大好きな両親が争い、傷つけ合っている姿を見ることです。
父親と母親の不仲な姿を見続ける事は、小学生の子供にとって精神を傷つけ最悪な影響を与ることもあります。
家族同士が、お互いのことを罵倒したり父親がいない時に、母親が父親の悪口を言う姿は子供が見ても良いものではありません。
また、家庭内で仮面夫婦として過ごしている場合は、子供を介して夫婦が会話することもあり、その役割をしている子供のストレスは、はかりしれません。
家の中で、繰り返される母親と父親の喧嘩や冷えっ切って会話のない家族の姿を見ることは小学生の子供にとって辛いことで、離婚によってなくなることを知って安心するのです。

恐怖からの解放される安心感
母親に「離婚する」と言われた時の小学生の子供の心理には、恐怖からの解放される安心感があります。
父親が母親に暴言や暴力を振るっている姿を見てきた子供の場合は、父親という存在自体に恐怖を持っています。
その場合、子供らしい言動を家の中で出来ないことも多く、自分の殻に閉じこもって耐えていることもたくさんあります。
温厚な父親がお酒によって豹変する姿もそれを止めようと傷つく母親の姿も、小学生の子供の脳裏に強く残ってしまうこともあります。
これから母親と一緒に別の場所で暮らすことで、父親から離れられることは、子供に安心感と共に希望を与えることができるのです。
波風を立てずに子供らしいことも出来ず、じっと家の中で過ごす生活に絶望している場合は、母親から「離婚する」と聞いて気持ちが解放される子供もいるのです。
離婚後、恐怖感のある環境から解放されて明るい表情を見せていても、しばらくするとその恐怖が蘇ることもあります。
時間をかけて、あなたも子供もその恐怖から解放できる方法を見つけることも必要です。

高学年になると、これから先のことで不安になる
母親から離婚するを言われた時、高学年の子供の心理には、これから先の不安があります。
小学生でも、高学年になると「離婚」という言葉も耳にしたことがあり、どういう意味なのかも理解していることもあります。
また、既にクラスメイトの中に母子家庭や父子家庭の子供などがいる場合は、離婚後の子供のイメージを持っている場合も。
子供同士のコミュニティの中では「〇〇って母子家庭だって」など、大人たちの会話も反映することがあり、以外にリアルな話題も飛び交うこともあるのです。
離婚しても、転校や引っ越しをしない場合は「いじめられるかも」という不安を抱える子供もいます。
離婚するタイミングやそれが不可能な場合は、苗字を変えるタイミングに配慮するのも方法のひとつです。
両親の離婚によって、母子家庭になった子供が身近にいる場合は、その子の生活環境と今後の自分を比較してしまうことも十分に考えられます。
また、高学年になると既に進路を考えている小学生もおり、両親の離婚によって将来どうなるのかの不安をもつ子供もいます。
将来の進路希望の妨げにならない対策をしっかりとって安心させるのも方法です。
低学年の場合、離婚の意味がわからないなりに不安になる
母親に「離婚する」と言われた時、低学年の子供の心理は、離婚の意味がわからないなりに不安になります。
低学年の子供は「離婚」という言葉を知らない可能性が高いものです。
離婚することを「お父さんとお母さんはこれから一緒に暮らせない」と伝えるケースが多く、意味を理解できないことがあります。
「どうして?」と疑問をぶつけることも予想できますが、大抵の場合は理由まで細かい説明をする母親はいません。
すると、離婚の意味もどうして父親と一緒に暮らせなくなるのかもわからないことで不安だけが残る状態になるのです。
子供が低学年で離婚することを話す場合は、子供の成長を見てしっかりと離婚について説明をしておくことが必要になります。
子供が大人になった時に、「訳が分からない内に両親が離婚した」という記憶が残りそれがわだかまりの原因になるからです。

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正直な気持ちを言葉や態度で表せないこともある
小学生の子供の場合は、離婚を母親から告げられて、正直な気持ちを言葉や態度で表せない心理状態になることがあります。
小学生の子供にとって母親から「離婚する」と言われた時ほど、ショックなことはなく正直な気持ちをどう表していいのかわからないです。
よくわからないけれど、泣いてしまったりする子供もいます。
また、離婚後に気持ちの整理を少しずつしていき、両親に対して嫌悪感を抱くこともあります。
あなたに強く当たってきたり、暴言を吐いたりすることも考えられますが、これは子供が正直な気持ちを言葉で表現出来ないが故の行動だと理解することが必要です。
両親の離婚を受け入れ、理解して納得するまでに時間がかかることを母親として理解してあげることが必要になります。
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