自分だけの力で子供を育てていくと言うのはとても大変です。
思いがけないことが起こったり、誰かの力を借りなければ乗り越えることができない境遇に立たされることもたくさんあります。
シングルマザーであっても、1人でがんばらなくていいんだと思えるような、シングルマザーに対する子育て支援は少しずつですが増えていっています。
今回は、シングルマザーが活用できる子育て支援についてご紹介します。
内容だけでなく、費用や申し込み方法もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
今は必要ないと思っても、このような制度が身近にあるということを、知っておくだけでも心にゆとりが持てることもあります。
シングルマザーの子育て支援とは?費用や申し込み方法
各地域にある子育て支援センターを活用する
シングルマザーの子育て支援、費用や申し込む方法について、各地域にある子育て支援センターを活用することができます。
シングルマザーとして1人で家事や育児をがんばっていると、知らず知らずのうちにお母さんの心が行き詰まってしまうことがあります。
心が行き詰まってしまうと、思うような子育てができず、ストレスを溜めてしまうシングルマザーはたくさんいます。
シングルマザーに限った場所ではありませんが、育児をするお父さんやお母さんが、助け合いながら過ごすことのできる、子育て支援センターというものがお住まいの地域には必ず存在します。
子育て支援センターは費用もかかりませんし、同じ位の子供を持ったお母さんがたくさん集まる場所です。
基本的に、保育士も常駐しているため、育児のアドバイスや食事のアドバイスを受けることもできます。
同じような環境の仲間を作るにも、とても良い場所であり、子供にとっても同じ年代の子供と遊べるといった利点があります。
ひとり親家庭ホームヘルプサービスを活用する
シングルマザーの子育て支援、費用や申し込み方法について、ひとり親家庭ホームヘルプサービスを活用することができます。
シングルマザーが困った時頼れる場所の1つとして、ひとり親家庭ホームヘルプサービスといった子育て支援を受けることができます。
この制度は各市町村でで支援している制度であり、安心して利用できる団体の1つです。
1人で子育てをする時には、どうしても子供を預かってもらわなければいけない場面があったり、自身の急な入院などで子供の面倒が見れない、などといったことを想定していなければなりません。
実際、急な事態に対し、身内がいないなどの困難な状況に立たされるシングルマザーは少なくありません。
ホームヘルプサービスでは、利用する人の立場に立った様々な利用方法があり、自宅にヘルパーを派遣してくれたり、施設で子供を預かってくれたりと柔軟に対応してくれます。
気をつけなければいけないのは、市町村によって対応できることや、預かってくれる時間帯等が変わることです。
料金に対しても様々であり、数百円から1000円などと設定しているところもあれば、産後数年以内であれば、料金はかからないと決まっているなどと対応はまちまちです。
急な出来事にあたふたしないためにも、お住まいの地域のホームヘルプサービスがどのようなものなのか、事前に調べておく事はとても大切なことです。
住んでいる地域の保育園の一時預かりを活用する
シングルマザーの子育て支援、費用や申し込み方法について、住んでいる地域の保育園の一時預かりを活用することができます。
シングルマザーとして生活をしていても、身近に両親が住んでいたり、いざと言うときには手を貸してくれる人がいると言うシングルマザーもたくさんいます。
ですが、身内だからこそ子供を預けにくいと言うシングルマザーが多いのも現状です。
どうしても都合のつけられない用事で、子供を身内に預ける事は躊躇しないが、自分の娯楽や遊びのために子供を身内に預ける事は、気が引けると言う話をたくさん聞きます。
その時にはあなたが住んでいる地域の保育園の一時預かりを活用してみてください。
定員の関係で保育園に入所できなかった場合でも、一時預かりだけは利用できると言う保育園はたくさんあります。
利用するための料金はかかってしまいますが、1時間あたり800円から1000円程度だったり、半日でいくらなどとリーズナブルな料金にはなっています。
希望すれば昼食を出してくれたり、おやつを出してくれる保育園もたくさんあります。
料金がかかる位なら身内に預けたほうがお得だと思うかもしれませんが、お金を払って預けているからこその気持ちの楽さや開放感もあります。
身内に預けていると、罪悪感から、なんとなく用事を早く済まして、帰らなければいけないと思うことも多く、ゆっくり気分転換をすることはなかなか勇気が要ることでもあります。
急な体調不良には病児保育を活用する
シングルマザーの子育て支援について、急な体調不良には病児保育を活用することができます。
1人で子供を育てるとなると、子供を育てるために仕事をすると言う事は不可欠です。
必死に面接をしてやっと就職先を見つけても、子供の体調不良で何度も休まなければならないとなると、思うように仕事ができず、不安に駆られるシングルマザーがとても多いです。
理解のある職場であればまだ良いのですが、欠勤が多く続いてしまうと、冷たい態度を取られたり、立場が悪くなるような会社はまだまだまだまだ多いものです。
しかし、子供の体調は親であってもコントロールすることは難しく、どんなに気をつけていても体調崩しやすい子は風邪をひいてしまうのです。
その時は自分を責めずに病児保育を活用してみてください。
ちょっとした風邪からインフルエンザまで面倒をみてくれるといった病児保育は本当に助かります。
いろいろな規定があったり、どうしても預かれないといった場合も場所によってはありますが、伝染病であっても、隔離をしながら預かってくれるような場所も少なからずあります。
こちらも料金については場所によって変わっていきますが、1時間あたり1500円から2000円といったところが相場です。
それにプラスして風邪の種類や具合の程度によって料金や持ち物は変わっていきます。
どうしても仕事を休むことができない事は誰にでもあることです。
病児保育を使うか使わないかは、その時になってみないと分かりませんが、いざと言う時のために調べておいて損はありません。
決して具合の悪い子供を起こして仕事に行くなどと言うことがないように、どんな状況に対しても、柔軟に対応できるような下調べをする事は、シングルマザーにとってとても大切なことです。

申し込みは各団体によって変わってくる
一時保育や幼児保育など、すべての雪において申し込み方法や料金は異なります。
自分がどのような境遇で、子育て支援を使っていきたいのかを確認し、あなたと子供が生活する上で必要な施設を調べたり、事前に連絡をして確認をしてみてください。
急に利用したいと思っても、このような制度の多くは予約制であり、利用の仕方を知っていないとせっかくの制度をうまく活用することができないこともあります。
シングルマザーとして生活をするという事は、様々な、不要不急の事態にもすぐに対応できるような準備をしておく事が安心にもつながります。
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