新しい恋愛を始めて、最初は楽しかったものの、だんだんと違和感を感じ、別れを考え始めるシングルマザーは少なくありません。
なぜなら、シングルマザーは自分の思いとは別に子供の幸せも考えなければならないからです。
自分が彼のことを好きだったとしても、あらゆる状況を考えたとき、この恋愛がうまくいくのか、いかないのか、の決断を下さなければなりません。
そのような理由から、シングルマザーが「彼をまだ好きだけど別れた」という場合は少なくありません。
「どうして好きなのに別れるの?」という疑問にお答えるする理由と共に、好きなのに彼を振る時のシンママの心理をご紹介します。
好きだけど別れると言うのはとても辛いことです。
別れた後に1人で苦しむことのないように、事前にあらゆる場面を想定しておくことは、今後のあなた生活に必ずプラスになっていきます。
シングルマザーが好きだけど別れた理由
子供を交えるとうまくいかなかった
シングルマザーが好きだけど別れた理由は、子供を交えるとうまくいかなかったからです。
お互いに好きな気持ちがあれば、その気持ちが存続する限りうまくやっていけると考えるのは当然です。
しかし、シングルマザーで子持ちともなると、そんな当たり前のことすら難しくなってしまうのです。
付き合い始めて最初の頃は、お互いがお互いに気を使い、なんとなくうまくいってるような気がしていても、付き合いが進むにつれて違和感を感じる事はよくあることです。
それは、シングルマザーの恋愛に限らず、多少なりともだんだんとお互いの存在に慣れてしまうからなのです。
だんだんと、自分の欲求や思いを相手に理解してほしいと思ってしまい、そこに子供の思いが加わると、少しずつ歯車が合わなくなってきてしまうのです。
価値観や考え方が違いすぎて疲れてしまう
シングルマザーが好きだけど別れた理由は、価値観や考え方が違いすぎて疲れてしまうからです。
二人きりで進めていく恋愛とは違い、子供の事や子供との生活を考えなければならないシングルマザーにとって、価値観や考え方が違うという事は大きな障害になります。
子供の気持ちを考えながら、自分の生活を進めるシングルマザーと、あなたと自分の二人のことだけを考えながら恋愛を進める相手では、すれ違いが生じて当然です。
その歯車を合わせようとするばかりに、こんなはずじゃなかったのにと疲れを感じるシングルマザーは少なくありません。
そして、そのシングルマザーの疲れに気がつかない相手に対し、イライラの感情が出てしまうのです。
シングルマザーの気持ちを全てわかるのは難しく、また、それを強要することも難しく、別れを考えてしまう場合もあります。
世間の目や両親の思いに気持ちが耐えきれなかった
シングルマザーが好きだけど別れた理由は、世間の目や両親の思いに気持ちが耐えきれなかったからです。
価値観の違いやすれ違いがありながらも、どうにか恋愛を続けていこうと思うこともあります。
ですが、考え方の違いから、揉めることや空気の悪い時間を過ごすことも多く、決して穏便なお付き合いとは言えないことも多いです。
そこにプラスして、世間の目や両親の思いに気をつかわなければなりません。
男の人は、女の人のように、根掘り葉掘り聞かれることがあまりないかもしれませんが、人の話や噂話が好きなママ友たちは、いろいろなことをシングルマザーに聞いてくるのです。
周りから色眼鏡で見られて、そこに対応することすら疲れてしまうことだってあります。
その気持ちは男性にはなかなか理解できないものです。
そのような状況で、子持ちの女性と付き合うなんて…と男性の両親に付き合いを反対された場合には、シングルマザーの心は疲弊してしまいます。

好きなのに彼を振る時のシンママの心理
やっぱりそう簡単にはうまくいかないんだなと寂しい気持ちになる
好きなのに彼を振る時のシンママの心理は、やっぱりそう簡単にはうまくいかないんだなと寂しい気持ちになることです。
離婚という辛い思いを経験して、やっとつかんだ幸せの恋でも、時間の経過とともにすれ違ってしまうこともあります。
もしかしたらまた失敗するかもしれないと、心のどこかでわかってはいても、そう簡単にうまくいかないんだなという現実を目の当たりにし、寂しい気持ちになってしまいます。
バツイチだし、子供もいるし、仕方ない。
頭ではわかっていても、やっぱり掴み取りたかった恋愛です。
シングルマザーの恋愛が、うまくいかないことが多いのは、過去に経験してきた環境が違うからということもあり、必ずしも、シングルマザーであることが原因では無いのですが、一度、自分たちは合わないと思ってしまうと、気持ちの面で、前に進むことが難しくなってしまう事もあるのです。
子供がいなければ続けていけたのにと思う
好きなのに彼を振るときのシンママの心理は、子供がいなければ続けていたのにと思うことです。
好きなのに彼を振らなければならない、彼と離れなければならないと考えたとき、自分がこんな状況下でなければと思ってしまうのは仕方のないことです。
どんな理由があろうとも、好きな人と離れるという事はとても辛い選択です。
うまくいかなくなった恋愛に対して、無理をしてでも突き進んでしまおう、といった勢いに任せた行動がなかなかできないシングルマザー。
それはやはり自分に子供がいるから。
子供さえなければ、この恋愛を続けていけたかもしれないと思ってしまう自分もいます。
しかし、自分がそう思うことで、子供の存在を否定しているかのように感じ、自己嫌悪に陥ってしまうといった魔のスパイラルを経験します。
シングルマザーであってもなくても、どのような理由があろうとも、好きな人を自分から振るというのは苦しいものです。
子供の気持ちを第一優先に考えようと奮起する
好きなのに彼を振るときのシンママの心理は、子供の気持ちを第一優先に考えようと奮起することです。
いろいろな事情があり、彼を振らなければならないとなった時、辛くて泣きながら過ごす長い夜もあります。
好きなのに彼を振るといった決断をしたという事は、
シングルマザーとして子供とのこれからを誰よりも真剣に考えているから。
自分の幸せより、子供の幸せを第一優先に考えようと奮起した結果です。
決して、簡単に彼を振ることができたわけでは無いのですが、いちどシングルマザーとして、子供を育てあげようと決めたからには、子供が巣立つまでは母親としての責任があるのです。
子供にとってプラスとなる恋愛ではなかったと分かった時点で、自分の身の振り方を決められるシングルマザーはとても強く、素敵です。
自分の進む道をしっかりと導けるシングルマザーには、この先、必ず幸せな道が訪れます。

子供が巣立つまでが長いようで短い
好きなのに彼を振るように、一つの恋愛をあきらめるという事は、周りが思うより辛いことです。
しかし、シングルマザーが、今までがむしゃらに進んできた道は、1つの恋愛をあきらめることよりも、もっともっと辛く厳しい道だったともいえます。
つらい道のりを歩んできたシングルマザーだからこそ、自分の道をしっかり見極めることができるのです。
子供が巣立つまでは長くても20年。
子供が巣立ち、身軽になったとき、晴れ晴れとした気持ちで、新たな恋愛をスタートさせることもできます。
好きだけど別れた理由は、人によって異なります。
しかし、そんなシンママの心理を知った時、心の奥底にあるシングルマザーの本当の心の強さが伺えます。
焦らずに、自分の信じた道を少しずつ着実に進んでいくことを願っています。
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