再婚をしたいと考えた時、できれば自分の大切な人たちに祝福してもらいたいと思うのが本音です。
再婚を考えているシングルマザーの方。
思春期の娘に反対をされたらどうしますか?時期をずらして再婚をするのか、娘を説得するのか、正しい決断のためにこちらを参考にしてください。
反対をされたから諦めようと、考えるのはまだ早いということもあります。
幸せになるための道順を上手に考えていきましょう。
思春期の娘がシンママの再婚を反対する理由と心理
異性と過ごす事に抵抗がある
思春期の娘がシンママの再婚を反対する理由と心理は、異性と過ごす事に抵抗があるからです。
物心がついた頃から、父親と過ごした思い出がない娘にとって、この年になってから、よく知らない異性と一緒に生活をするというのはあなたが思うより深刻なことです。
女の子の思春期というと、血のつながっている実の父親に対してでも「汚い」「不潔」「会話をしたくない」などと
思ってしまうほど、ホルモンバランスの乱れが生じる時期です。
思春期の女の子は、自分自身が恋愛の真っ只中でもあり、男女関係に対して敏感な時期でもあります。
自分の母親に再婚をすると聞かされたとき、自分の知らない間に男の人とそういう関係を持っていた、といったことに対して不信感を抱くようなこともあります。
いろいろな感情が交差する中、知らない異性と一緒に生活をすることなど、なかなか考えられないものなのです。
あなたにとっては信頼のおけるパートナーであっても、娘にとっては、自分の家に知らない異性が突然転がり込んでくるようなもの。
賛成をするか、反対をするかは、その子の性格にもよりますが、思春期の女の子であれば、このような拒否反応が見られる事は多くあることです。
2人の生活に不満がないから
思春期の娘がシンママの再婚を反対する理由と真理は2人の生活に不満がないからとも言えます。
長い間、あなたと2人で生活をしてきたことで、金銭的な苦労や寂しさも少なからずありました。
.それでも、幸せだと思って生活をしてきた娘にとって、突然の母親の再婚話に、なぜ今更新しいパートナーを迎えいれるのだろうと疑問に思うことがあります。
それは、今まで2人で作り上げてきた生活の基盤や、自分たちの生活スタイルを崩されることに対して、不安を感じる部分があるからです。
娘からしてみると、あなたの再婚に対して反対するというより、今のままでも幸せなのに、どうして今更再婚なのだろうと言う感覚の方が強いともいえます。
周囲の反応が気になるから
思春期の娘がシンママの再婚を反対する理由と真理は、周囲の反応が気になるからです。
交友関係が広がり、親よりも友達同士の付き合いが強くなってくる思春期時代。
両親の離婚や再婚にはとても敏感になる時期です。
自分自身が再婚について、何とも思っていなくても、周りから再婚について根掘り葉掘り質問をされたり、新しいお父さんのことを聞かれたりすると、どう答えていいのかわからず戸惑ってしまう気持ちもわかります。
そういうことが煩わしいと感じ、再婚に反対してしまうといった事は案外多いものです。
内向的な性格であればあるほど、そう思う傾向が強く、両親の再婚を理由にふさぎ込んでしまうような事態も少なくありません。
また、再婚によって、今まで使っていた苗字が変わることを嫌がるのも思春期特有の悩みです。


シングルマザーの思春期の娘に再婚を反対されたらどうするべきか
思春期を避けるなど時期を少し工夫する
シングルマザーの思春期の娘に再婚を反対されたらどうするべきかと考えるとき、思春期を避けるなど時期を少し工夫する必要があります。
まず、思春期の娘に再婚を反対された場合、どうして再婚に反対なのか理由を尋ねてみてください。
親として、その理由に基づいて対策を練る必要がありますが、まれに、これといった理由がわからないまま、反対し続けられてしまうといったこともあります。
理由を聞き出したら必ず答えが返ってくる、必ず解決できる、と言うわけでもなく、こういう繊細な問題は、時間をかけて少しずつ話をしていくことが必要になっていきます。
どうしても難しい思春期の時期。
なかなかうまくいかない場合には、無理に理由を解決する方向にもっていくより、再婚相手と相談し、思春期を避けるなど、時期を少し工夫することも考える必要があります。
再婚をしたらこんなことがあると良いことを伝え説得する
シングルマザーの思春期の娘に再婚を反対されたらどうするべきかと考えるとき、再婚をしたらこんなことがあると良いことを伝え説得するのも方法の1つです。
娘が再婚を反対してきた時、「こうだから嫌だ」「ああだから嫌だ」と、理由が明確だった場合は、その嫌な気持ちが解決するように、再婚後のメリットを伝えることで、賛成の方へと気持ちが傾いてくれることがあります。
理由が明確な場合は、その嫌な理由を取り除くことが、一番再婚に賛成してくれる近道になります。
あなたの人生と同様、再婚は娘にとっても、人生を左右される大きな決断になることを頭に入れ、再婚に関わる全ての人が納得できるような状況作る努力をしてみて下さい。
相手の男性と娘に信頼関係が築くまで時間をかける
シングルマザーの思春期の娘に再婚を反対されたらどうするべきかと考えるとき、相手の男性と娘に信頼関係が築くまで時間をかけることも視野に入れてみてください。
どんなに説得しても、どんなに再婚のメリットを伝えても、なかなか賛成の返事をしてくれない場合は、説得するのをいちど止めてみて下さい。
娘は、あなたの気持ちをわかっていながら、自分の中の動かせない思いに、複雑な心境を抱いて苦しんでいることが考えられます。
頭の中では理解をしていても、なかなか行動に踏み出せないといった事は大人でもあることです。
そんな時は、再婚という形を急ぐのではなく、まずは相手の男性と、娘との距離を縮めるための時間作りから始めてみることをおすすめします。
誰だってよく知りもしない異性のことを受け入れる事など簡単ではありません。
少し遠回りにはなりますが、気持ちの良い生活を続けるために、たくさんの時間を使い、2人の信頼関係の土台を作る手助けをしていきましょう。
言葉で伝えるよりも、体や思いで感じた方が、娘にとっても賛成や反対の判別がつきやすくなります。

複雑な思いを汲み取ってあげるのも親の役目
どうして娘が再婚に賛成してくれないんだろう。
と考えたのならば、娘が自分だったらどう思うかと自分に置き換えて考えてみてください。
きっと一言返事で「はいどうぞ」とは言えないはずです。
親の再婚で娘の人生が変わります。
生みの親を選ぶことはできませんが、再婚相手を選ぶのに意見をいう権利は子供にもあるのです。
反対されてしまったのであれば、焦らずに時間をかけて解決し、子供の複雑な思いや感情を汲み取ってあげてください。
もう昔みたいに辛い思いはしたくないな…と子供も考えているのです。
コメント